2001 My Best Album

他の方のベストアルバムを知るということで、「これは聴いてみたいわな。」ってな意欲が湧いて、
リスニングの世界が広まれば良いなあ、と思います。自分的にはワーストなアルバムが他の方の
ベストに入ってたりして、面白いかも。(か?)
※掲載は投稿順です。




kyotaさんのBEST OF 2001

今年は約300枚のCDを購入しましたが、本当に感動した新作の数は例年に比べて
決して多くなかったような気がします。やはり旧譜を聴く時間が圧倒的に多かったような…。
来年はもっと沢山の新しい音楽に出会いたい。

1.All About Chemistry / Semisonic (01)
アメリカンだブリティッシュだというジャンルの垣根を越えて、まさに“Semisonic印”と
もいえるアイデンティティを確立した傑作。
メロディの素晴らしさと、それを完璧に活かす形でフューチャーされるテクノロジーの
使い方が絶妙

2.This Way / Jewel (01)
良い意味で予想を裏切られました。曲調の幅が格段に広がり、最後まで全く飽きさ
せない。最高傑作でしょう。

3.Time,Sex,Love / Mary Chapin Carpenter (01)
もはやカントリ−の範疇では全く語りきれない。ディ−プな歌声と芳醇なメロディ、
多様な楽曲の方向性を完璧にサポ−トする木目細やかなアレンジメンツ。
改めてMCCの才能に驚かされるとともに、彼女のル−ツも確認することができた。
「円熟」ということばがしっくりするような傑作。なぜ日本盤が出ないのだっ!!

4.Shangri-La Dee Da / Stone Temple Pilots (01)
それにしてもいいバンドになったものです。いろいろ語るべき部分はありますが、
やはり際立っているのはメロディの素晴らしさ。非常にバランスのいい普遍的
アメリカン・ロック。

5.Whole New You / Shawn Colvin (01)
彼女のアルバムは毎回安心して買うことができます。
相も変らぬ美しいメロディとエモ−ショナルな歌声に感動させられた1枚。
特にアルバム・タイトル曲と『Anywhere You Go』は名曲です。

6.Just Enough Education To Perform / Stereophonics (01)
イギリスの音楽に目が向かなくなって久しいですが、このバンドのパワ−と楽曲センス
には耳をグイッと引きつけられるものがあった。最高傑作だと思いますが、もっともっと上
を目指して欲しい。

7.Closer / Better Than Ezra (01)
このトリオもテクノロジ−について熟知している。前作にあった「僕ら実験してま〜す」
というもったいぶった感触が無くなり、「プラス・アルファ」の要素もさらにこなれた形で
導入されている。『At The Stars』ほどの超名曲が見当たらないのが残念ですが、楽
曲は相変わらずよく書けているし、アルバムのト−タル的な面でいうと前作より上かも
しれない。

8.Motherland / Natalie Merchant (01)
それぞれの楽曲のキャラクタ−がはっきりしている為、穏やかなアルバムの流れの
中にもしっかりとした起伏が感じられる。
新たな要素をたくさん取り入れつつも、その懐の深さと才能でもってしっかり包み込ん
でしまうナタリ−・マ−チャントという個性に改めて脱帽。どこまでもエモ−ショナルな名作。

9.Fat Chance / Biscuit Boy Aka Crackerman (01)
大好きなThe Beautiful Southのヴォ−カリスト/ソングライタ−の初ソロ・アルバム。
あまり期待しないで買ったら、むしろ最近のBeautiful Southよりもメロディとアレンジにひ
らめきを感じさせる楽曲が多くて驚いた。

10.Stag / Amy Ray (01)
Indigo Girlsの片割れのソロ。どちらかというとエミリ−派だった私ですが、この作品を
聴いてやっぱりAmyの"ロックな"楽曲はいいな〜と思わざるをえませんでした。ア−シ−
でル−ツ色濃く、シンプルな魂のこもった力作。

11.Clock Without Hands / Nanci Griffith (01)
この人もハズレの無い、いつも平均点以上の作品を届けてくれる非常に信頼の置ける
ア−ティストといってよいでしょう。繊細さの中にもしっかりと芯の強さを感じることのできる、
歌心と音楽への愛に満ちたアルバム。ジョン・ステュワ−トの『Lost Her In The Sun』
はオリジナルより好きです。

12.Lost Together / The Rembrandts (01)
やはりこの二人の間には何かマジックがあるのかなと思わされた。
1stアルバムほどの出来ではないですが、前作「Spin This」でほとんど見捨てていた
だけに、このカムバックは嬉しかった。

13.God Hates Us All / Slayer (01)
これぞメタル、これぞスレイヤ−。王者の貫禄を示した"いつもの"傑作。

14.Actual Size / Mr.Big (01)
過去に楽曲単位ではヒットをいくつも打っていたが、アルバム単位ではど〜しよう
もなかった彼らがラスト・アルバムで最高傑作を出してきた。(苦笑)
今まではメロディを聴かせて、「技」を魅せて、アメリカのファンの為にバラ−ドも
書いて…とファンの要求とレコ−ド会社の要求と自分達のやりたいことの狭間で、
アルバム全体のバランスがバラバラになるのが避けられなかったが、メンバ−の
仲が悪くなってエリックとパットが実権を握ったために、方向性が明確になり実にま
とまりのあるポップなハ−ド・ロック作品に仕上がった。リッチ−・ズィト−の起用も成功。

15.Metamorphosis / Howard Jones (01)
リメイク集かくあるべしというお手本のような作品。ひらめきに溢れたアレンジで
元曲に新たな息吹を与えている。というか、半数以上の曲がオリジナルより魅力
を増している。

16.The Tiki Bar Is Open / John Hiatt (01)
土着性/ロック色/ポップ・センスのバランスが見事。"こういう"ジョン・ハイアットが
最も好きです。

17.Superhero / Brian Mcknight (01)
ブラック・ミュ−ジック界の天才マルチ・ミュ−ジシャンによる新作。
美しいメロディと深みのある歌声が素晴らしい。
コマ−シャルになりすぎない、抑制の効いたクリエイタ−としての資質と、完全に
ロックしているアルバム・タイトル曲にみられる絶妙なクロスオ−バ−感覚に魅了
される。

18.Inside Out / Trisha Yearwood (01)
エモ−ショナルで大らかな歌声にしっかり浸れます。

19.Just Push Play / Aerosmith (01)
「Pump」以来久々に楽しめたAerosmithのアルバムです。

20.Live AL'Olympia / Jeff Buckley (01)
厳密には2001年の作品ではないのですが(1995年のライヴ)…他に"これだ"
というアルバムがなかったので特別賞です(笑)。本当に彼のライヴは生で見
ておきたかった。


ひろさんのBEST OF 2001

1.Musicforthemorningafter / Pete Yorn (01)
B.サムナーとM.スタイプには、彼の爪の垢をそのまま召し上がっていただきたい。

 2.Wonderland / The Charlatans (01)
カーティスとマーヴィンのロック的解釈としても水準高いです。

 3.I Get Wet / Andrew WK (01)
次作はぜひジム・スタインマンにプロデュースさせたいなあ。

 4.Cuttin’ Heads / John Mellencamp (01)
90年代の作品は全部なかったことにしてあげましょう。

 5.Welcoming Home The Astronauts / Flickerstick (01)
アラームの再来!? 誉め言葉に聞こえませんかね。

 6.Abulum / Glen Phillips (01)
トード解散の痛手を乗り越えられました。感謝。

 7.American Hi-Fi / American Hi-Fi (01)
売れてよかった。本当によかった。

 8.Bleed American / Jimmy Eat World (01)
全曲歌えますよ。

 9.Sugar Ray / Sugar Ray (01)
『Waiting』をシングル・カットしてくれなかったのが心残りですが。

10.Finelines / My Vitriol (01)
英国産耽美系轟音ギターポップ。もろライド。


ユウスケさんのBEST OF 2001

1.Reel To Real 
       / Roger Clyne And The Peacemakers (00)

僕が心の中で何となく思い浮かべていたルーツロックを体現してくれたバンドの1つ
のライブアルバムということで1位。「Honky Tonk Union」を聞いた時、探し物が見つか
った気分でした。concさんありがとうございました。

2.The Economy Of Sound / Seven Mary Three (01)
まさに「男」のアルバム。カッコイイの一言。反感を買うかもしれませんが(汗)
Dirty Truckersの兄貴分的なアルバムとしても聞いています。『Wait』最高!!!
国内版でますように。

3.Gold / Ryan Adams (01)
国内版か2枚組みが欲しかったのですが無理っぽいので通常盤を買ったら国内版発売
(2枚組み)の情報が。しょうがないので国内版がでるまで聞くのを我慢してます。

4.Satellite Rides / Old 97’s (01)
管理人さんのベストに入っていたのでもう一度聞き直したら、頼りなさそうなヴォーカル、
絶妙なコーラス しっかりした演奏にはまってしまいました。なぜかこのヴォーカルに共感
持ってしまいます。

5.Welcome To Utopia / National Dust (01)
すんなり入り込めたいいアルバムでした。

6.Revolution Avenue / Carl Carlton And The Songdogs (01)
歌声は少しオヤジっぽいですけど豪快なロックや味わい深い曲が聞ける南部の香り
プンプンのアルバム 。

7.Ash Wedensday Blues / Anders Osborne (01)
温かさが伝わってくる一枚。ヴォーカルが少しジャクソンブラウンを感じさせるし心地がいい。

8.Real Man Cry / The Lost Dogs (01)
曲によってヴォーカルが違いコーラスも素晴らしいのであきません。

9.Roots / Blue Mountain (01)
じっくり聞ける味わい深い一枚。

10.Drop Of Jupiter / Train (01)
いいアルバムなのですが、洗練しすぎかな。
果たしてお金をかえしてもらった人は何人いるのでしょうか?コロンビアさん。

11.Devils Train / Eric Sardinas (01)
ドブロ弾きたくなってチューニングしてたら弦切れたはぁー。しかも錆びてるし。

12.Happy Nowhere / Dog’s Eye View (95)
聞けば聞くほどはまってきたアルバム

13.Lions / Black Crows (01)
『Come On」』と『Soul Singing』から徐々にはまっていったアルバム。

14.Outside Inside / The Strings Cheese Incident (01)
ジャムバンド系と分類されるバンドはいい曲はいいんですけど、個人的に苦手な曲も
在るので残念。 

15.Bush League Romance / The Dirty Truckers (01)
管理人さんのホームペ−ジを知る前にconcさんでScrimshandersのアルバム購入して
いたので、トム ベイカーさんにちょっとした運命を感じました(笑)。管理人さんありがとう
ございました。 

16.Fear Not The Obvious / The Yayhoos (01)
OH ! CHICAGO、 OH ! YAYHOOS 

17.Sing Loud ,Sing Proud / Dropkick Murphys (01)
これまた「男」のアルバム。それにしても熱い暑い厚いなー。

18.Room For Squares / John Mayer (01)
歌声はデイヴマシューズっぽく好きなのですが少し物足りない気がします。

19.The Grand Pecking Order / Oysterhead (01)
それにしてもレスさん親指、長くない?

20.Space Change / Luther Russell (01)
『Waiting For George』から想像できませんでしたが、これはこれで好きです。

ばっはーさんのBEST OF 2001

2001年ベストですが、どういう基準で選んだらいいのか迷ったんですが、2001年
に聴いた音源ということなのでということは極端に言えば70年代の音源でもよいこ
とになるんですが、あまり昔のものを選んでも収拾つかないくなるんで2000年以降
にリリースされたアルバムで10枚選ぼうと思います。
2001年は自分が贔屓にしてきたバンドがことごとく凡作を出した1年でした。
その意味では不作の1年だったといえるのかも知れませんが、その代わりあら
たな発見もあった1年でした。

1.40 Watt Fade / Mr.Henry (00)
このアルバムを聴くときは、何か良いところを探そうと思って聴かないで欲しい。
ただその音楽に素直に耳を傾ければ彼らの世界に身を委ね、共感することが
できるはず。「感動した!」なんて陳腐な表現は不要。

2.Middle Earth / Bob Catley (01)
まさにブリティッシュロックといった音です。最近のUKの流行とはかけ離れてる
音ですが、こういう音楽が見直されるときが来て欲しいです。

3.Live Insurrection / Halford (01)
ライブアルバムを選ぶのは反則っぽい気がしたんですが、あまりにも良い出来
なので。HMですからおすすめはしません。

4.Long 33 1/3 Play / Buffalo Nickel (00)
とにかく、これを聴くと体が熱くなります。感情揺さぶられまくりです。(笑)

5.Bush League Romance / The Dirty Truckers (01)
ロックで気持ちよくなりたいんだったら、とりあえずこれ聴いとけ!

6.Say Yeah / Aquila (01)
最近のFirehouseに近い音。でもこっちのほうが上いってます。

7.Mount Pilot / Mount Pilot (00)
自分の好みに見事にシンクロしました。

8.The Green Album / Weezer (01)
ハマるのも早かったが、飽きるのも早かった。でもこういうのは認めたい。

9.This Is Rock’n Roll / Quireboys (01)
何もあたらしいことはやってないですけど、素直にいいとおもいます。

10.Camino Palmero / The Calling (01)
将来性は?ですけど、いい曲書けるバンドだと思いました。

正直、8位以降はその日の気分しだいで入れ替わってしまう程度のものです。
こうしてみると、随分MOTOさんに影響受けたなって思いました。
今年もいい音楽紹介してくださいね。

Ice NineさんのBEST OF 2001

1位は決まっているのですが、後の順位は書いた順です。
2位から次点まで本当は同順位です。)

1.Gold / Ryan Adams (01) 
もとウイスキータウンのボーカル、ライアン君の2ndソロです。
昨年出た1stは、おとなしめで大丈夫かなと思ったのですが、一皮むけてくれました。
ニールヤングのスピリットとグラム・パーソンズのハートを持ったシンガーで、本年度
1番聞いたアルバムです。
2月に国内版がボーナスCD付きで出ます。

2.Midnight Pumpkin / Tony Price (01) 
テキサスのオースティンをベースに活動している女性シンガーです。
ジャージーでスワンピーな歌が最高です。

3.Undisturbed / Beaver Nelson (01)
同じくオースティンをベースに活動しているシンガーソングライターです。
コロムビアやエピックと契約して7年間もほっとかれたその反動からか、
毎年アルバムを出していて、このアルバムが3枚目になります。

4.Imperial Golden Crown Harmonizers
         / Imperial Golden Crown Harmonizer (01)
元ルシンダ・ウイリアムスバンドのギターリスト、ガーフ・モーリックスが中心になった
ゴスペルバンド。というよりは、南部的なロックバンド。
3人のギタリストの一人スクラッピー・ジャド・ニューカムはこのアルバムと、
Tony Price、Beaver Nelsonのアルバムに参加してます。

5.A Man Under The Influence / Alejandro Escovedo (01)
80年代はロックバンドで活躍してたテキサスのベテランシンガーソングライター。

6.The Tiki Bar Is Open / John Hiatt (01)
いわずと知れたベテランシンガーソングライター。
サニー・ランドレス参加では、クレオール・ムーン/Dr John、 Back To Bogalusa
/ Gatemous Brownを押さえてこれが一番気に入りました。

7.Time (The Revelator) / Gillian Welch (01)
たぶんこれが3枚目。静かな歌の中に炎が感じられます。

8.Catch−All / SWAG (01)
Ken Coomer(Wilco)、Tom Petersson(Cheap Trick)の結成したバンド。
ルーツロックのバンドと思ったらほとんどの曲が3分前後の思いっきりポップな、
ロックバンドでした。

9.You Should Have Known Me Then / Phil Lee (01)
Jeff Tweedy抜きのWilcoの3人が参加したアルバムGillian Welchも参加してます。
Phil Lee本人のことはよく知りません。たぶんこれが2枚目。
60年代から活動してるみたいで、AMGで見てみるとニール・ヤングや、ジャック・ニッ
チェとの交流もあるみたいです。

10.Everything You Thought Was Right
         Was Wrong Today / Slobberbone (00)

このアルバムのみ2000年発売ですが購入したのが今年なので入れました。
パンクっぽいカントリーロックのバンドで彼らの3枚目。
アンクル・ティペロの演奏でポーグスのショーン・マクガーワン歌ってる感じ。

他に次点として(便宜上、投稿分の上から順位付けました。管理人)
11.Live In Europe 2001 & A Christmas Spankig
                        / Asylum Street Spankers (01)

30年代風ジャズ・ブルースバンド。

12.Sebastopol / Jay Farrar (01)
アンクル・ティペロ解散後サンボルトを結成したJay Farrarのソロアルバム。

13.Essence / Lucinda Williams (01)
おなじみルシンダの最新作。

14.Buddy & Julie Miller / Buddy & Julie Miller (01)
夫婦のアルバムで1+1=2以上の好見本。

15.Forbidden Fruits And Vegetables / Danny Flowers (00)
これぞルーツ・ロックンロール。

16.Summerland / Jon Dee Graham (99)
このアルバムのみ1999年作品。
BluemoonさんのBEST OF 2001

順位は、聴いた回数と印象の鮮烈さ、録音時期や性格を勘案して勢いでつけてます。
特に年代を書いてなければ今年出たもの、です。
音楽の動向やメジャー/マイナー、ジャンルや国籍等、まったくバランスとれてないす(^^;

1.The Rainbow Children / Prince (01)
ジャズ/ファンク系の、とーにかくブリブリにすさまじい演奏。百万光年の彼方に
連れてかれるよう。一枚なら2001年はこれ。

2.We Will Take You There:Best of / Staple Singers (01)
96年にまとめられた70年代初頭音源集。ベースに目覚めていろいろ聴いてみ
た結果、このバックを務めるマッスル・ショールズの白人ベーシストDavid Hood
に惚れました。歌も曲も素晴らしいうえに、このシンプルでシンコペーションの効
いたリフ!

3.America : A Tribute To Heroes /  V.A. (01)
テロとその後の展開はいろいろ考えさせられました。ワイクリフジーンの
Redemption Song、アリーシャキーズのSomeday we're all be free、
ニールヤングのImagineが特に印象的。

4.Put Your Trust In Me / Johnny Rawls (00)
2000年に出てたアルバムで、年初はハマってました。”失職してしまった”
という歌い出しからもう一気に歌に引きずり込まれます。やっぱり歌がいいのは強い。
サザンソウルブルース。

5.Hand Picked Musical Fantasies / Dave Edmunds (01)
99年にネットのみで出てたものをやっと入手。おなじみの曲やカントリー系名手
のカバー等をアコギ中心に弾きまくってます。静かな曲はとても端正。春頃よく聴
きました。

6.Driving Rain / Paul McCartney (01)
ライブな感覚がみなぎってます。彼らしいスルメ曲のほか、ジャムを編集
したような長尺のトラックや、インドふう小品、テロ後につくったFreedom等。

7.Love & Theft /  Bob Dylan (01)
しばらくスタジオ盤の音づくりに迷ってた感がありましたが、前作の出来や
ツアーの調子が良いせいか、曲も演奏も勢いがあります。

8.Listent To What Man Said : Popular Artist Pay
    Tribute to The Music Of Paul McCartney / V.A.(01)
乳癌基金への協賛も兼ねたトリビュート。曲がいいのと、演奏がしゃんとして
アレンジも素直、今の音質で統一され、とても聴きやすい。どちらもgoo。

9.The Green Album / Weezer  (01)
アメリカの若手バンド。特に好きなバンドではなかったけれど、お店で流れてる
のを聴くうち気に入りました。シンプルで力強く、何より曲がキャッチー。

10.Invisible Band / Travis (01)
スコットランドの若手バンド。素晴らしかった前作に近い音づくりで期待を裏切ら
ない内容。フジロックでアコギをかき鳴らしながら唄うVo.君は、愛くるしかった!

11.レインボウ・アイランド  / 海の幸 (01)
どんとさん没後の三作目。死を惜しむ気持ち、受容、涙の後の笑い、祝福。
ある種普遍的な体験が織り込まれてます。ハワイ録音。

12.Liquored Up & Lacquered Down 
         / Southern Culture on the Skids (01)
アメリカのひねくれロッキントリオ、最初のフジロックですごい盛り上がってたけど
去年出たこのアルバムはたぶん日本盤なし。キャリア中、一番充実した内容でしょう。

13.Songs For The Front Row, The Best of
                    / Ocean Color Scene (01)

イギリスの中堅モッズ系バンド。この手は敬遠してたけど、ヒット曲に好ましいも
のを感じててベストを買ってみたら、聴くほどにいいと思うようになって。ビートルズや
R&Bの下地、それにスタイリッシュ(そこがモッズか)なとこ、意外と大人で真摯な感
じが良いです。

14.Is This It / Strokes (01)
NYパンクへの思い入れは皆無の私ですが、このシンプルな曲の組立て、
キャッチーな曲などみずみずしく聴けました。

15.Sweet Tea / Buudy Guy (01)
ストーンクレイジー plays ジュニアキンブロウ!低いボトムから緊張感
あふれる高音まで、独特な広がりをもった音像。音量上げると更に心地良い。

16.Creole Moon / Dr. John (01)
久々に濃い感じでよかった。固定されたツアーバンドで録音するのがやっぱいいすわ。

17.Heartland : An Appalachian Anthology
                 / Ma, Meyer, O'connor, Bell (01)

ヨーヨーマ等ジャンル混淆によるアメリカンミュージック。関連盤のまとめ。

18.Genesis of Groove : Velour artists compilation / V.A.(01)
ソウライブを出したNYのレーベルのジャムバンド・コンピ。こういうものか!
と聴いて安心した。

19.Play / Uffe Steen (01)
これはたぶんappleJamさんとこ独占販売。デンマークあたりのジャズ/ロック系
ギタリストのトリオライブ盤。けっこう音が歪んでて、肉体的、直接的、いい感じ。

20.The Word / The Word (01)  
やっぱジャム系統かな?何度もは聴いてないけど、わるくないと思いました。

21.もう一度おれにブルースを / 吉野大作 & Sunrise Town Band (97)
97年のアルバム。横浜のライブハウス、グッピーのマスターもよく唄う「流れにそって」
のカバー収録。これは名曲。”日の出町バンド”のこもり気味のサウンドも好き。

22.原色音楽 Dont Spycy Songs / どんと (01)
ローザ時代のデモ。生前から出すつもりだったというもの。ファン向けではありますね。

inadaさんのBEST OF 2001

2001年以前のものもありますが、私が昨年よく聴いたということで了解ください。

1.Long Play 1/3 33 / Buffalo Nickel (00)
このヴォーカル最高です!!!曲もエネルギィッシュな演奏も文句なし。私として
はロックの名盤だと思っています。これがデビューにして唯一のアルバムになって
しまった彼らは伝説のロックバンドになりました。ヴォーカリストGary Stierの動向が
非常に注目されます。このアルバムのお陰でMOTOさんのところにたどりついたと
いう、縁起の良いアルバムでもあります。

2.Abulum / Glen Phillips (01)
すでに解散したToad The Wet SprocketのメインヴォーカリストGlenのソロデビュー
アルバム。虚飾を排した超シンプルなアルバム。一聴、地味ですが聴かせますよ〜。
聴くほどに味が出てきます。良い曲書きます、この人は。声も良いし、歌もうまい。
次回作も期待できます。

3.No Name Face / Lifehouse (00)
MOTOさんところでは、総スカン、全くの不評です。(泣)
でも、私好きなんです・・・・・グスン。sick cycle carouselなんか良いんだけどなぁ。

4.Arrival / Journey (01)
新ヴォーカリストのSteve Augeriもなかなか良いです。ハイ・テンションのJourney
健在。良いバラードもあります。でもあまり売れなったのでしょうか?
Journeyファンの私としては頑張って欲しいのですが。

5.40 Watt Fade / Mr. Henry (00)
これは、いぶし銀ですね。アルバムとしての完成度が高く捨て曲なし!!
こんなに速効で自分に受け入れられたアルバムもめずらしい。このバンド大ブレイク
しても不思議でないと思います。次のアルバムがおおいに期待されます。

6.Thus Always To Tyrants 
             / Scott Miller & The Commonwealth (01)

MOTOさんもおっしゃるとおり、ちょっと重いですが、その重さが聴かせます。
ROCK魂がありますねぇ。聴くほどに良くなってきました。かっこいいです。

7.Closer / Better Than Ezra (01)
インディ落ち後の彼らの最新アルバムは、BTEらしい曲も復活してきました。
一聴、BTEとわかるヴォーカルとサウンドは貴重。小手先を弄せず真っ向から
勝負すれば次回作は期待できます。

8.Songs From Sramford Hill / Wood (99)
私的2001年レコード大賞受賞曲Stay Youのアルバム。
まだ、手元に届いたばかりで聴きこんでなく他の曲が少し弱い気もするが、
この1曲だけでもベストアルバムに入れる価値はあります。

9.Camino Palmero / The Calling (01)
若いバンドのわりには、本格派でけっこう聴かせます。ヴォーカルがちょっと
私にはしつこく感じるのですが、ルックスもよくメジャーになる可能性はあり。

10.The Green Album / Weezer  (01)
毒にも薬にもならないが、高校の文化祭バンド風の楽しさと、かっこ良さ?
が売り。たまに聴いてスカッとしましょうか。


持ち駒の少ない私は、10枚ベストを選ぶのにかなり苦労しました。9,10はちょっと
無理やり入れた感なきにしもあらずです。(笑)

dai−sukebeさんのBEST OF 2001

このランクは基本的に、原則2001年に【開封し聴いた音源である】という個人的
ルールに基づいています。全体に振りかえってみると、友達からおすすめのあっ
た Evan & Jaron、心地よい裏切りだった David Mead や Lilac Time 、前作のヒ
トからさらなる充実作品をリリースしたSemisonic、1998年の作品ながら Athenaeum
など、そこそこメジャーなアーチストが並び苦笑してしまいます。Billboardで年間
No.1になった(←これは驚き)Lifehouseも 1月〜3月 まではよく聴いた覚えがあり、
また兄弟バンド The Callingも残暑の頃によく聴きました。
また MOTOさん からの The Dirty TruckersやMr. Henryも思いっきりツボでした。
(涙…MOTOさんありがとう)

1.Demolition / Adam Schmitt (01)
1993年のアルバムを最後になかなかリリースされなかった(リリースしな
かった)彼の3枚目。過去の2枚からすると彼の中では【凡庸】な作品なの
かもしれないが、そのシンプルさゆえのリピート性があり、我ながら苦笑す
るほど繰り返しよく聴きました。

2.Radiance / Athenaeum (99)
2001年彼らのメジャー作品を一気に2枚聴きました。Toad The Wet Sprocket
フォローワーな所も、その絞りだすヴォーカルスタイルも個人的に非常にツボ
なバンドです。やっと聴いた1998年のこのアルバムも一聴して、驚き喜んだ
印象が強く残ります。

3.Lilac 6 / Lilac Time (01)
2001年の【嬉しい裏切り】アルバム第1位。
こちらが期待過度の時(前作)にはさらりとその期待をかわし、こちらがあまり
期待をかけない時に、こんな傑作アルバムをリリースしてくるとは、恐るべし
Steven Duffy 。【職人】【芸術肌】といった風情を持つ極上の叙情的かつ感傷
的なメロディが完全復活です。

4.Bush League Romance / The Dirty Truckers (01)
MOTOさん強力PUSHの疾走感溢れるR&Rアルバム!<br>このページをご覧の
方々にはお馴染み、TOM BAKER率いるDirty Truckersは、時代を間違えたとも
思える豪快さが特徴ですね。決して売れ線ではないですが、骨太な感じが実にイイ。
こんな痛快なロックアルバムは、いつ以来であろうか? 久々に出会った荒削りな
サウンドに感激しました。

5.Evan & Jaron / Evan & Jaron (00)
1月4日の購入から1年間、コンスタントに聴き続けたロングランアルバム。
5月 に聴いたDavid Mead も割と同じようなポップなアルバムだが、全体の
バランスとバラエティ豊かな内容はこちらの方が勝っているように思える。

6.All About Chemistry / Semisonic (01)
正常進化の3rdアルバム!
「Closing Time」や前作の成功で掴んだポップ路線に更に磨きをかけた印象
が強い。ヴォーカルの Dan Wilson は、娘さんが病気になったりと公私共に多
忙な数年間で、音楽を続けていくことを自体を深く悩んだ時期があったと言う。
しかし、聴き手を間違いなく幸せにさせるこんな名曲を届けてくれるために、再
びギターを持ち、ペンを握り、音楽を始めてくれて良かった。幸せな気分で包ん
でくれるサビ部分の広がりがたまらない!幸せな Chemistry(化学反応)が自分
の中で生じてくる、Semisonis 印満載のアルバム。こちらがお返しでできること
と言ったら、娘さんの容態が良くなることを祈るばかりである。

7.The Gunman & Other Stories / Prefab Sprout (01)
またもや、時代を超越する不変のシアワセサウンドが耳に広がる。この様なサ
ウンドを奏でるバンドが昔は他にもいた様な気もするが、もはや Prefab(Paddy
McAloon)の独断場である。アルバムタイトルにあるようにこのアルバムも一つ
の話しを語りかけてくるようなコンセプトアルバムに近い肌触り。
前作が"Andromeda"であったのに対して、今回は"The Gunman"とテーマは違うが、
Paddy の手腕は見事である。「Cornfield Ablaze」「I'm A Troubled Man」
「The Gunman」などが特にお気に入り。1曲を取り出して、というアルバムではなく
全曲を何度も聴いていたくなる魅力にあれている。

8.American Hi-Fi / American Hi-Fi (01)
久々に聴いたキャッチーなアメリカンロックの疾走感がたまらない!サウンドは、
メジャーな Titanic Love Affair といった趣きを持ち、キャッチーなメロディやギター
の疾走感を持っていて実に気持ちが良い。そして、Produceがハードロック系バン
ドでお馴染みの Bob Rockであり全体のクオリティの高さもうなずける。それにして
も Stacy が長年サポートメンバーとして培った(であろう)良い意味でのメジャー感
覚とソングライティング力に正直驚いた。中でもバラード「Another Perfect Day」の
完成度は、アルバムの中でも群を抜いて高い。これが先ほど挙げた Titanic Love Affair
との決定的な違いか…。Jaime Arentzen(g)やBrian Nolan(drs)、Drew Parsons(b)
のキメキメのステージアクションが目に浮かび、思わずニヤリとしてしまう。勿論、11
月の来日ライヴも非常に楽しめた。

9.Abulum / Glen Phillips (01)
一聴して「ああ、この声を待っていた!」と素直に言えた。Toad The Wet Sprocket
の最期の何作品かの内容からどんな作風になるのか、とヤキモキしていたが何処か
らどう聴いても Glen の歌と曲である。勿論、日本盤は未リリース。DVD盤も後にリリ
ースされている、こちらにはホームライヴが収録されている。音、画像ともにさすが
DVDと思える作品。

10.No Name Face / Lifehouse (00)
あんなに売れるバンドになるとは思わなかった2001年1月のヘビーローテーション
アルバム。簡単に言えば、最近の【主流】サウンドと発声スタイル。だが、そんな中
でも楽曲にオリジナル性があるのでブレイクしたのだろう。drsの Rick Woolstenhulme
の実弟も The Caliing というバンドで活動をしていてこちらもお気に入りだった。

11.The Invisible Band / Travis (01)
前作より各曲は変化に富みシンプルなロックが並ぶ。どこが「The Invisible Band」
なんだ!という程、存在感に満ちている歌詞とサウンド。「Side」「Follow The Light」
「Sing」「Flowers In The Window」が特におすすめで、連作でProducerのNigel Godrich
の手腕も光っている。現役のバンドでは最もイギリスらしいメロウで感傷的な曲を書く
彼らだが、本作でもその「泣き」のメロディは健在。爽やかすぎて、青臭くて照れくさい、
そんな所がこのバンドの魅力なのだろう。

FUKUさんのBEST OF 2001

どうも、考えてみれば、締め切りぎりぎりに提出するのは子供の頃から得意技でした。
本当は去年、よく聴いたのは中古で買った既発のCD、一連のHooters、Jayhowks、
Gin Blossoms、等ですが、選び出したら取り留めなくなってしまい、ここは一つ潔く、
「2001年リリースの純粋な新譜」に限っての選出にしました。よってMount Pilotも、
一連のコステロ再発も対象外、発掘物のLaura Nyroも泣く泣く選外、で、こうなりました。

1.Love Makes The World / Carole King (01)

2.Love And Theft / Bob Dylan (01)

3.The Gunman & Other Stories / Prefab Sprout (01)

4.Big Silver / Big Silver (01)

5.The Tiki Bar Is Open / John Hiatt (01)

6.The Convincer / Nick Lowe (01)

7.Lenny / Lenny Kravitz (01)

8.For The Stars / Anne Sofie Von Otter & Elvis Costello (01)

9.Eternrl / The Isley Brothers (01)

10.Blue Boy / Ron Sexsmith (01)

11.The Music Of Nick Lowe / Labour Of Love (01)

12.Richland Woman Blues / Maria Muldaur (01)

13.Reptil / Eric Clapton

で、相変わらず「オヤジまみれ」になってしまった…。
1は、えこひいきと言われそうだが、はっきり言ってえこひいきせずにはいられない内
容。色々つらいことも多かった一年を洗い流してくれた一枚。
2,5,6、あたりの現役感バリバリぶりには大いに勇気付けられた。
7,9、黒人は殆ど買わなかった一年だけど、この2枚は愛聴した、どちらも曲の出来が
良し。
11、珍しく買ったトリビュート盤、こんなに皆そろって原曲そのまんまっぽいトリビュート
盤ってのも珍しいんじゃないだろか?
10、こう言う繊細な音楽はやはり貴重でしょう。
12、これも同じ、ただこの人にはもう少し「今の音」を聴かせて欲しかった。
ちなみに聞き逃したままになっていてずっと気になっているのはボズ・スキャッグス、
REM、メレンキャンプなど。ストレートなリイシューのベスト1はPlayerの1st&2ndの
2in1でした。

YAS21親分のBEST OF 2001

1.Big Silver / Big Silver (01)
2001年の最大収穫はこのアルバムでした。何方にもお薦めしたい魅惑の一枚。
いずれ出てくるNDも良いが、メロディが大銀の方がより壷を刺激してくれました。
探せば結構良いバンドが未だ沢山居る事を発見した年。

2.Bush League Romance / The Dirty Truckers (01)
これ良く聴いたです。2001年2番目の収穫。
こう云うロケンロールには多言は要しない。
黙って聴くべしの大名盤!

3.Welcome To Utopia / National Dust (01)
順位を便宜上つけてるが、2と3は実質2位が2枚です(笑)
甲乙つけ難し。順序を入れ替えても問題無い。
POPな良い曲が沢山在ります。

4.Runnin’/ Gilbertson Morgan Band (00)
ブルースという言葉に対するイメージがMOTOさんと私ではかなり違います。
MOTOさん的にはこのアルバムはブルースっぽいのだそうですが、どっこい騙されて
はいけませんぜ皆の衆。(笑)私的には此れはPOPのど真ん中ですぜ。(笑)
部分的に其れらしき雰囲気は在るものの、POPな本質をブルージーにシュガーコーテ
ィングしたという処でしょうか。これも何方にでもお勧めできる良いアルバムですね.

5.Was It Something I Said / Eytan Mirsky (01)
この人は三枚ともMOTOさん経由で全部買いました。三枚とも全部入れてやろかとも
思ったんやけど、流石に其れは踏みとどまりました。(苦笑)
3>2>1ですね、やはり順位を付けると。アルバムを出すごとに良くなっています。
壷にはまるPOPな良い曲を創る人です。
こう云う人を知らないのは損をしてる気がしてなりません。

6.The Tiki Bar Is Open / John Hiatt (01)
ベテランオヤジの快作です。まだまだ枯れていない!
枯れてない上に渋いと言うこの手の音楽を形容する時の極上の形容詞を献上しても
未だ褒め足りぬ。(笑)ゲストプレイヤーの好演も随所で聴かれるし、バーボンをスト
レートでやりながら聴くべし。

7.Love Makes the World / Carole King (01)
ここら辺りからは超個人的趣味ワールドです。
女は聴かないMOTOさんに対して私は結構聴きます。
もっと若い子ジュエルとかも考えたけど、一番落ちつける所でこの作品。

8.Creole  Moon / Dr. John (01)
ニューオリンズと言うのは幾つか在る引出しの一つなので常に気になります。
相変わらず渋いです。

9.Doin' Something / Soulive (01)
MOTOさんもかなり鍵盤好きだが、私もハモンドは大好きだ。こう云うハモンドが
ガンガン来る音楽は大好きだ。ジャムバンドといっても色々在って、分けが解らん
ところが在って、グレイトフル・デッドに端を発するジャムバンドは苦手である。
どうにも腰の入らないふやけた音を垂れ流す輩は聴きたくない。
ファンクでなければ聴く気はしないな。

10.Neighborhoods / Olu Dra (01)
和めます。この手の和み系ブルースはブルースは昔から好きでした。
ミシシッピー・ジョンハート辺りが好きならばストライクゾーンでしょう。


肝心処で風邪を引いた為にドサクサ紛れの選出になりました。2001年の頭の方に
聴いた音楽は掘り起こす時間も無くて短時間での思い付きを並べただけに終わりま
した。「好きな曲」は沢山在ります。ファイブ・フォー・ファイティングの今流行ってる曲と
か、コーリングのヒット曲等々。
又グリーンディやマッシュマウスも良く聴いたかな。

YasuoさんのBEST OF 2001

最終的なリスト60枚ほどから、ふるい落しする作業をしておりました。
でも、また聞いたりしながらやると、作業が延々進まんかったです。煩悩と言うか、
迷いが最大の障害ですね。もう今日の気分で選ぶしかないということで、割り切って
選んだものですんで、別の機会に選ぶと違ったものになる可能性大有りス(笑)。
しかし、本当に昨年はMOTOさんやコンクさんなどからいいアルバムを教えていただ
き、20枚では総括しきれないという嬉しい悲鳴を上げるに至り、誠に感謝の言葉もあ
りません。新しい様々なミュージシャンとの出会い。これほどわくわくしながら音楽
を聞いた年というのも、働き始めてから今までなかったような気がします。今年も皆様
に素晴らしい音楽との出会いがあることを祈念しまして、感謝の言葉に代えさせて頂
きます。前置きはこの辺にして。では、本編へ。

1.I'll Drink To That ! / Terry Anderson (01)
Yayhoosの分も入っておりますです。両方選んでも良かったんですが、
Terryさんの方にしました。NRBQとか好きな方も是非聞いてください。ポップです、
キャチィです。とにかくいいです。MOTOさん風にいえば、兎に角買え!!!でし
ょうか(笑)。なお、プロデュースおよびYayhoos等で大活躍のDan Baird氏には01年特
別賞を上げたいですね。こういう人にグラミー賞を上げて欲しい、本当。

2.Thus Always To Tyrants 
             / Scott Miller & The Commonwealth (01)

下半期のベストですね。一気にV-Roysまで聞いてしまった(買ってしまった)。そうさ
せられるだけのことはあるアルバムです(笑)。この重さがクセになります。ハードなナ
ンバーからアクースティックなものまで、緩急がついてて何度聞いても飽きないです。

3.Get Me Some / The Jeff Healey Band (00)
2000年作です。00年12月に購入しておりましたが、よく聴いたのは01年になって
から。彼の最高作だと個人的には思います。とにかく曲がいいス。前みたいにギター
弾きまくりみたいなこともないし、ソングオリエンティッドなアルバムです。先入観
を捨てて聞いて欲しいです。歌の表情も以前より艶やかと言うか、いいボーカリスト
と思います。

4.Happiness / The Good Sons (01)
1曲目にやられました。Mavin作のカバーなんですが、オリジナルより愛情のこもった
本作の方がエエです。声がRoy Orbison Likeで私好みです。しっとり聞かすタイプの
アルバムです。

5.Big Silver / Big Silver (01)
2も含め5、7、8、10はMOTOさんから推奨して頂き、一部は購入の世話までして頂
いて本当に感謝です。今年は泣く泣く選から漏れた中にもNational Dust、
Stationary Poets、Star City、Mr.Henry等などいいアルバムがありました。7以外
はMOTOさんのレビューを見てください。

6.How Was Tomorrow / The Cash Brothers (01)
全体的なトーンは内省的と思いますが、数曲でみせるはじけるようなポップなナ
ンバーが際立っていいス。

7.Smiling Assassin / John Hermann (01)
ノースミシシッピ絡みのアルバムではこれが一番気持ちよかったです。
The Wordも良かったですけど。鍵盤が躍るこの軽やかなスワンピーさがたまらんです。

8.Cabin Fever / Hensleysturgis (01)

9.Soulages / Lasy Sundy Dream (01)
阿蘭陀のバンドのようです。Featuring The Gourdsの文句で購入しました。最初はそ
うでもなかったですが、聞くたびに染みてきます。後の方(18曲目)に入ってるナンバー
がRorry Gallagher、 Doug Sahm、Rick Danko、 Pops Staplesに捧げられているんですけ
ど、もし彼らのファンの方であったらこのアルバムをきっと気に入ると思います。

10.Straight For The Moon / Little Blue (01)

11.Just Enough Education To Perform / Sterophonics (01)
アルバム+シングル曲や課外活動を含めたものということで。最新シングルはRod
が歌った曲として有名なナンバーのカバーですが、これも素晴らしいです。John
のカバー「How」もそのまんまではあるのですがいいス。

12.Sebastopol / Jay Farrar (01)
何だかんだいいましても好きです。個別のアルバムでは選から漏れたGillian
Welch、Kelly Joe Phelpsもいい仕事してます。今年はUncle Tupeloのアルバムのリ
イシューが進むようなので今から楽しみです。

13.Phantom Moon / Duncan Sheik (01)
とにかくいいです。なんとなくNick Drakeの「Pink Moon」を思い起こす感じです。
彼の最高作と思います。これは結構掘り出し物でした。SSWファンは買って損は
ないです。

14.Meaningless / Jon Brion (01)
一言でいえばポップ。でもねじれ系。一昨年いいアルバムを出したAimee Mannと
の仕事で有名な方ですが、これはAimeeがダメな人もイケルのでは。

15.Barricades & Brickwalls / Kasey Chambers (01)
ようやく米国でもアルバムが出るようで、これまた泣く泣くアルバムが選から漏
れたBuddy Miller、Lucinda Williamsがいい仕事してます。非常に個性的なボーカル
です。若いのにキャリア的にはベテラン。カバー曲のセンスもオッサン好みです。

16.Little Lights / Kate Rusby (01)
やはりいいですねぇー。心が洗われるようです、ハイ。

17.Soulsiger / Ledisi (01)
黒人女性ボーカルです。今年もMacy Grayの2ndやらIndia Arie, Alicia Keysなど新しい
方が続々デビューされまして、其々大変よろしゅーございましたが、限られたスペース
でそんな中から1枚だけ選ばせて頂きました。流行のR&Bはちょっとという方でもきっ
とエエと思うですが。既にエヴァーグリーンな1枚ですよ。

18.Peace And Love / Tommy Sims (00)
00年11月に買っていたのですが、今年になって聞き込みましたんで。Curtis、Stivie Wonder
などSSW的趣の強いソウルシンガーが好きな方ならお薦めです。1曲目
はなんとJim Croceだったりします。ロックフィールドではEric Claptonのヒット曲
Change The Worldのソングライターのひとりといったほうが早いかな。でもアルバム
はロック的では決してありませんので、念のため。
19.Out Of The Shadows / Colin Blunstone & Rod Agent (01)
最後の2枚はベテラン枠ということで。
これは良質なブルーアイド・ソウルな1枚ということで。AORといってもいいんでしょう
けど、あんまりゾンビーズとかなんとかを気にせず聞くと思いのほかハマリます。

20.The Convincer / Nick Lowe (01)
最後どれにしようか大変迷いました。Ray Wylie Hubbardも良かったし、来日公演が
素晴らしかったBob Dylanは言わずもがなでしたし、John Hammondのトム・ウエイツ
・カバー集も最近の本人のよりも良かったりとベテランだけで選んでも20枚いきそうだ
ったというのが本音です。FUKUさんから聞かしていただいたCarole King然り、そうい
えばSoul〜というアルバム名にいいのが多かったような(Tommy MaloneのSoul Heavy
も良かった)、実はELOもかなり聞いたりしました。
ということで断腸の思いで選んだのはNick Loweでありました。聞いた回数では1位と
いう噂もあるのですが、彼の最高傑作だと思います。ベテランがついにたどり着いた
と言う感じで、もう20年近く聞いてるものにとっては嬉しい限り。枯れてるとかオヤ
ジとか云われても無視。いいものはいい。それだけです。立派なルーツロック以外な
にものでもないです。

(管理人)MOTOのBEST OF 2001

今年は日本盤は5枚以下しか購入してません。(新譜)メジャーアルバムの比率は
恐らく、5%くらい。新譜だけで300枚以上は優に聴いてます。・・・全然レヴューが追
いつかん・・・・・。メジャーは腐ったので、来年は多分ゼロに近くなるでしょう、聴く枚
数は。今年のワーストのうち3枚が日本盤というのも泣けてきますが。(笑)
基本的に、2000年の聴き逃しも含めてますが、ほぼ2001年のリリースです。
10人参加して貰えて、助かりました。一桁ではあまりにも寂しいですしね。(苦笑)
恒例のアーティスト当てクイズやりますので、早い者勝ちで参加してくださいね〜。
実際にHPを失業解除記念に開いて、何人かの定連さんに恵まれ、音楽を相当聴き
込んだ一年でした。
レヴューももっと書きたいのですが、時間が・・・・・。頑張りますのでこれからも読んで
訪問して戴ければ幸いです。
基本的にレヴューした音源は全てベスト入りしても良いのです。(非ルーツはアカンけど。)
詳しくはレヴュー読んでください。(手抜き)
一応25位までつけましたが、明日には10以下はコロコロ変わるでせう。キリがないので
25位までです。

1.Bush League Romance / The Dirty Truckers (01)
Georgia Satellitesのファンやったら買わなくば、一生後悔します。これこそ我が求める音!
Nana時代から注目してましたが、更にルーツにポップになってくれました。Tomさんお
おきに〜。2002年の冬に2枚目を出したいのですが、レコードが売れずに資金難らしい
です。買うてないルーツファンはモグリやから(こんなん言うからヒット数が伸びん)さっさ
と買うてください。日本での公認代理店(笑)は管理人です。もち実費です。

2.In The Middle Of Nowhere / Enzendoh (01)
今年の2位はスゥエーデンのバンド。1stの頃から注目してたけれど、1stの色々やりたい
バンドから、しっかりとルーツロック&カントリー・ロック路線に固めてきたので実に締りの
あるアルバムになっておるんやなあ、これが。これまたロックンロール好きなら必須。

3.Big Silver / Big Silver (01)
まさに、大吟醸(寒)クラスのロックンロールバンド。全然期待しないで聴いたらブチ飛んだ。
ピアノの使い方がめっちゃ上手い。今年の夏に2枚目が出るので、欲しい人は今から管理
人に予約して置くようにに。特典はなし。(笑)これは聴かねば損ですな。

4.Between The Lines / Don Lewis Band (01)
兎に角、捨て曲無しなやや乾いたポップロックの連続。ルーツテイストが非常に上手く抑制
されていて、アーシーなナンバーが苦手なリスナーでも間違いなくすぐにのめり込める一般性
と王道さが存在してますね。しかし、簡単と考えてクイズにしたけど正解が、たった1名とは・・・。
皆レヴュー読んでないことがはっきりと分かったのが収穫ですね。(苦笑)

5.Stay ! / The Thousand Dollar Playboys (01)
これまた、北欧のルーツバンド。トップ10に非英語圏のアーティストが2組も入るとは自分で
も結構意外どすな。(笑)兎に角、英国的なメロディにこの2枚目でやや傾いたけれども、ルー
ツロックで収まらない物凄い多彩な音楽を演奏するバンド。入手困難なのが辛いけど、どない
しても欲しいなら、紛失覚悟で現金送金受け付けます。

6.Welcome To Utopia / National Dust (01)
カナダのルーツバンドはどうしてこうもメロディアスなのが多いんやろか?全く不思議です。とて
もスローンとかのアホバンドと同じ国家で生まれたバンドとは想像もできんくらいメロディがポップ
で、心温まるロックアルバムになってます。

7.Spaghetti Western Complex / AO 55 (01)
ピアノとドラマーのデュオと言う、管理人がかなり好きな変則デュオ。ポップなルーツナンバー
からタフですっきりしたロックナンバーまで、実にキャッチ-に見せてくれます。この1枚で終わっ
て欲しくないアーティストですな。

8.Straight For The Moon / Little Blue (01)
こないに素晴らしいアダルトロック&ルーツロックやのに、何でか独逸で発売のみ。ジャケットの
青さと言い、まるで蒼く降り注ぐ月光に濡れているような落ち着きと美しさが同居したロックアルバ
ムですね。こういったロックが売れないアメリカはもはや腐りまくり。

9.Crossing / The Boxcars (01)
かなり重たく、しかしポップに枯れたロックを聴かせてくれるフィラデルフィアのバンド。相変わらず
詳細なバイオグラフィーが不明なHPを公開せん困ったバンド。おかげで去就が全く謎に包まれて
しもーてます。

10.Chaser / Rogue’s March (00)
これは聴き逃した傑作盤。兎に角攻撃的で、ラフでタフ。しかも大仰なところがありとても劇的な
ロックンロール、ルーツハードを聴かせてくれます。これを聴けば、Son Voltとかは正直相当つ
まらなく聴こえます。ハードでポップなロックファンには大推薦。

11.Gone / Scott Laurent (01)
バンドのメンバーは大きく変わってしもたけど、音は一層ロックに、ソリッドになって、ミネアポリス
の良心としてまだ君臨してます。Jayhawksは腐り、Bellwhetherまでもが詰まらんアルバムを出し
くさった今では、数少ないミネアポリス中庸ロックの支え。

12.Distance Inberween / Black Eyed Dog (01)
何を喰うたんやあ!黒目の犬君?1stが「アーシーでダークなGin Blossoms」という評判やったの
で購入したら、全曲「ジンブロ未満」「オルカンもどき」やったんで、即ほかったけれど、今回の2枚
目はドーピング間違い無しの出来になってます。(笑)格好良いオルカンバンドに成長した〜。
これは意外やったなあ。

13.10 to 2 / Marc Chellick (01)
バンドのWaterlooの中途半端なオルタナテイストを銀河の彼方にうっちゃりして(土俵際一杯)、
良心的なルーツロックに仕上げてくれました。例に漏れず、ヒジョーに地味やけど、これは聴けば
聴くほどにハマル1枚です。

14.The  Stationary  Poets  /  The  Stationary  Poets (01)
2001年のJayhawks−しかも一番輝いていた90年代半ばまでのカラーを感じずにはおられへん
バンドです。とても丁寧なアルバムを作ってくれたんやけど、私的ベストでは評判がいまいちやった
のが信じられんです。(涙)カルテル未だ募集中でっせ。

15.Nova  Custom  /  Worry  Stone (01)
たった8曲のアルバムですが、実に纏まっていて、若手のロックバンドとは思えんダウン・
トゥ・アースなアルバムに仕上げてます。ピアノの音出しがとても印象的なバンドやから、
アメリカンロック好きな人には是非聴いて欲しいですな。

16.Fear Not The Obvious / The Yayhoos (01)
とっくに解散して、終わった筈のバンドが2000年から再始動。近年のDan Bairdの精力的
な活動には期待をどないしても抱いてしまいます。Georgia SatellitesがDanを中心に復活
せえへんかなあ、と。

17.Perennial Fever Travel / Marshallcity (01)
かなりレイドバックした、60年代や70年代の西海岸ロックを想わせるアクースティックな
ルーツポップバンド。管理人のレヴューを読める日本人の友人がいた初めてのバンドでも
あったりする。・・・・めったなこと書けん、と思うたりしました。(笑)

18.Here  For  Nothing  /  The  Welterweights (01)
もろにヒネリ無し、速球一本槍のロックバンド。非常にドライヴ感覚溢れるルーツロックを
展開するも、普通過ぎるこないなバンドは、絶対に日本では売れないように思える。女性
メンバーがヴォーカルやらんところがポイント高いのやね。(笑)

19.Choose Your Fix / Jukebox Junkies (01)
Five Easy Piecesよりもルーツ度はやや落ちてしまったが、代わりに多彩なモダンロック
やシティポップの感覚を満載して、再度シーンに舞い戻ってきた。サウンドの丁寧さに才能
を感じますね。これもメジャーで出せばよかったのに・・・。売れないやろけどね。(涙)

20.Been Here Done This / Nashville Station (01)
とっても、非常に、普通のバンド、普通のルーツポップバンド。こういった地味なアルバム
は後からじわじわと効いて来る場合が多いので、多分数ヵ月後にはもっと評価が上がる
か、忘れてるか(笑)どっちか。

21.Trailer Park Angel / Billy Eli (01)
1枚目、伊太利亜オンリーの発売・・・・・。2枚目は瑞典のみ・・・・・。あまりにも扱いが悲
惨なシンガー。オルタナカントリーのど真ん中なサウンドを演るおっさんなのに、アメリカ
で何故CDが出ない?

22.Gold  /  Ryan  Adams (01)
かなり昔と比べて華やかでポップになってしもて、良いのだが、引っ掛かりがいまいちな
シンガーになってもーた。パンク系のロックアルバムを製作中ということなので、そっちに
期待したい。

23.Land Of The Living / Eric Peters (01)
まだレヴューしてない音源。近日レヴュー予定。兎に角、アクースティックなシャッフル感
がとても気持ち良いです。

24.As Your Greens Turn Brown / Diamond Dogs (01)
これまたスゥエーデンのバンド。もろにパブロックなサウンドを展開する。北欧爆走パン
クの系譜に繋がるバンドやけど、安易にパンクに走らずにもっさいパブハードをやるとこ
ろに気概を感じるなあ。

25.This Is Rock’n Roll / Quireboys (01)
デヴュー当時は大英帝国のBlack Crowesとか評されたけれど、クソCrowesはもはや
解散して清々したわ、ボケ!クワイヤの方は時間が止まったかのように、10年前と全く
変わらない音楽。Facesの継承者やなあ。
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