投稿して戴いた順番に上から掲載させて貰いました。
こちらでタイトル・スペリングで補完可能な部分は加筆訂正してあります。
次点・選外というアルバムは便宜上リストの上からナンバリングしました。
2枚のアルバムを1つに入れた場合、同着扱いにして別々のランキングとしました。
2002年以外のリリース作には年号を戴いたものには入れ、なかったものも
分かる範囲で記入してあります。2001年のベストはこちらから。



Ice Nineさん 2002年ベストアルバム

オリジナルは某MLに発表したものです。
加筆訂正して順位も変えました(^。^;)


1.Going Down : The Songs Of Don Nix / Don Nix
94年のBack To The Well以来8年ぶりの新譜(前作聞いていないのですが(^^;)
久しぶりのMuscle Shoals録音。ダン・ペンのボーカルも良いです。


2.Fishin’ In The Muddy / Gurf Morlix
ガーフのソロ2作目 最近はプロデュースの方が忙しいみたいですが、
 そろそろ「Imperial Golden Crown Harmonizers」の新作も聞きたいです。

3.Hooray For The Moon / Jon Dee Graham
ジョン・ディーのソロ3作目かな。オヤヂ臭さ満開でギターを弾き唸ってます(^^;
ヒスパニック系アメリカ人で、パンクでブルースでカントリーな人。

4.Sunday Night Line-up / The Resentments
日曜日の夜だけのライブバンドResentmentsのライブ盤(^^;
上記のジョン・ディーもラップスチールで参加してます。

5.The Phoenix / Cary Hudson
Blue MountainのリーダーCaryの解散後初のソロアルバム
Blue Mountainも今年2枚組のライブアルバムTonight It's Now Or Neverを、
出してますがCaryの方が出来は良いです。

6.Rock‘N’Roll Heart / Ian Gomm
パブロックバンド「ブリンズリー・シュウォルツ」のギタリスト、
イアンの最新スタジオ録音盤。
ブリンズリー解散後ではニック・ロウの方が有名ですが、私は断然イアン派です。

7.Raisins In The Sun / Raisins In The Sun (01)
Harvey Brooks Jim Dickinson Chuck Prophet Jules Shearといった人たちの、
知る人ぞ知るたぶん1枚だけの裏スーパーバンド。

8.Jerusalem / Steve Earle
2002年にもう1枚出したSidetracksと合わせ技で8位。
Jerusalem 最初の3曲がなければ文句なしに3位ぐらいかも(^^;

9.Midnight And Lonesome / Buddy Miller
今年はカミさん抜きのソロアルバムです。
Emmylou Harrisとのツアーもやってるみたいなので、そっちの音も聞いてみたい。

10.Good Morning Aztlan / Los Lobos
正月にゆっくり家のステレオで聞いたら、圏外から10位に入りました。
最初に聞いた時、人工的な音がいやだったのですが、
以前聞いた時と印象が違うのでビックリ。
普段iPodで聞いてるいけない(^。^;)

11.Palace Of Gold / Blue Rodeo
カナダのカントリーロックバンドの最新作。
といってもあまりカントリー臭くはないのだが。
ポップルーツロックバンドと言っておきましょう(^^;
Los Lobosのせいで10位落ち。

12.Shot From The Saddle / The Decoys
Muscle Shoalsのスタジオミュージシャンで結成されたバンド
1位のDonとほとんどのミュージシャンがダブります。

13.The Last DJ / Tom Petty And The Heartbreakers
ジャケット裏の鉱石ラジオの回路がそそります(^^;
大人の科学の鉱石ラジオキット買おうかな(^。^;)

14.Cobblestone Runway / Ron Sexsmith
ロン君の最新作。前作より良くなってますので、次点入り。

15.Love Note / Big Silver
16.Sonoran Hope And Madness / Roger Clyne And The Peaacemakers
17.Slipage / Slobberbone
18.Sweet Lullabye / Stewboss
19.Please Quiet Reccrding / Paging Raymond (01)
20.The Yearlings / The Yearlings


次点の次点(^^;
Yankee Hotel Foxtrot / Wilco
2002年「ミュージックマガジン」アメリカンロック年間1位。
悪くはないが、個人的には過去4作の中で一番評価の低いアルバム。
10位までと次点の差は、はっきりいってオヤヂかどうかの差ですね(^。^;)


ばっはーさん 2002年ベストアルバム

去年よりコメント増やしてみました。

1.Meniketti / Meniketti
元Y&Tのヴォーカル兼ギタリストの2ndアルバム。「ロックが好きでよかった」
と実感できる素晴らしいアルバムです。基本的にはブルーズロックですが、
ブルーズロックが苦手だという人にも比較的抵抗なく聴けると思います。
ヴォーカルもギターも格好良過ぎで、聴くたびに聴き惚れてしまいます。
Y&T時代のどのアルバムにもひけをとらない出来だと思います。

2.Hard Candy / Counting Crows
一番好きなCounting Crowsのアルバムは「Recovering The Satellites」
なんですが、「Hard Candy」は残念ながら、あれよりは落ちる出来だと思い
ますが、それでも充分素晴らしい出来で、タイトル曲は今年のベスト3に
入ります。演奏よりも歌に重点を置いたアルバムといった感じがします。

3. I Get Wet / Andrew W.K.(01)
今年のインパクト大賞です(笑)。この化学調味料たっぷりの中華料理風
コテコテサウンドは飽き易いという欠点はありますが、はっきりいって、
そんなことはどうでもよいです、私的には。80年代のメタルやパンクの娯楽
性を感じさせるサウンドがウケた訳ですが、次作の出来如何によって彼の
真価が問われるはず。難しいよ次は(笑)

4.Damage Done / Dark Tranquillity
メロディック・デスの行き着く先はゴシック・ロックというありがちなパターン
から脱却し初期の爆走チューンを復活させ、良くも悪くもメジャーな音にした
最新作。この手のバンドにありがちのデスヴォイスとクリーンヴォイスを使い
分けるといった退屈なことはせず、デスヴォイスで押し通してるのは潔くて
良い。ま、これを読んでる皆さんにはどうでもいいいことなんですけどね。

5.Blindside View / Kickbacks
ロックは音が命であり、曲が良くとも音に魅力の無いロックは評価を下げざ
るを得ないというのが私のロック観でありますが、その点このアルバムは
ロックのエッジをもちつつ、アナログ的音の暖かさ、柔軟性を感じ、とても
気に入ってます。曲もキャッチーなものあり、渋いロックナンバーありで、
飽きない曲が揃ってますね。

6.A Good Tip For A Good Time / Cato Salsa Experience
まるで60年代から70年代のガレージロックのCDをデジタルリマスタリング
したような音。おそらく意識的に狙った音なんだろうけど、見事にハマって
しまった。溌剌でノイジー且つスリリングな演奏は聴いてて本当に気持ちい
い。邦題は「カトーの楽しいロック講座」。加藤?って日本人?いえ、ノルウ
ェー人です。

7.Left Of Self-Centered / Butch Walker
音は基本的にMarvelous 3の路線でひと安心でした。相変わらずフックの
あるメロディー満載の娯楽ロックです。
彼はプロデュース業もこなす多才な人ですが、オルタナ的サウンドプロデュ
ースはやめて、自身のメロディーセンスを生かした音を作って欲しいです。

8.Just My Type / Punchy (01)
バンド名の如くパンチの効いたロックが聴けます。クラシック音楽もジャズも
好きですが、何でロックを聴くんだ?と聞かれれば、このアルバムみたいな
ロックで味わえる快感は他の音楽では代用できないから。というのは1つの
答え方になるのではないでしょうか。

9.Into Your Head / BB Mak
このグループが日本先行発売で出した1stは正直悪くはない程度の評価で
したが、この2ndアルバムはすぐに気に入ってしまいました。
彼らも2ndアルバムリリースまでの3年間で数多くのライブを経験した成果が
出ていると思います。

おまけ Last Chance Lounge / Michael McDermott
何故これがおまけかと言うと、あと1枚選ぶ為何枚か候補があったんですが
結局どれも決め手に欠けるという理由で2000年のリリースではありますが
今年聴いたCDということで選ばせてもらいました。
普通ならここのトップにしてもいいくらい気に入ってる1枚です。
“Leave Her To Heaven”は今年のベストバラード。


inadaさん 2002年ベストアルバム

過年度分が多くてすみません(苦笑)

1.Back To The Innocence / Seven And The Sun
楽しくノレる今年のNo,1 とにかく楽しい。捨て曲なし。

2.Because They Can / Nelson (95)
2.Life / Nelson (99)

この2枚、とにかく良く聴きました。この爽やかなポップさはたまりません。
今年はNELSON発見の年でした。MOTOさん、どうもでした(感謝!)

4.Straight For The Moon / Little Blue (01)
じわじわと効いてきました。渋い良い曲が多いです。愛聴盤の仲間入り。

5.It Goes Without Saying / Dum Dums (00)
dai-sukebeさんの紹介でした。今年前半、良く聴きました。
最初から最後までノリまくりですねぇ。こんな活きのいいバンドが出てほしい!

6.Blindside View / The Kickbacks
MOTOさん大推薦盤。これは、私好みのサウンドです。
明快でざっくりとした音がGood!ヴォーカルも好きです。

7.Hard Candy / Counting Crows
待望Counting Crowsの新譜はよりポップになって登場。
1ST好きの私は、ちょっととまどったところもあり。

8.Welcome Home The Astronauts / Flickerstick (01)
ひろさん→dai-sukebeさん経由で知りました。今年前半に良く聴きました。
ポップでストレートなロック。

9.Hourglass / Atheaeum
過去の音源集で、あまり期待していなかったが曲の粒はそろっている。
素直なロックは今の時流には乗れないのか。

10.Mystrey Ride / Edge City (00)
MOTOさんが女性ヴォーカルアルバムと早合点して、しばらく
放置していたという。私はこの女性ヴォーカルが好きです(笑)

11.What In Samhill ? / Highway 9
MOTOさん紹介盤。私の大好きな故Buffalo Nickel風のサウンド。
サウンド的には好みだが、いまいち決め手に欠けるか。

12.Love Note / Big Silver
今年度に滑り込みました。赤丸付き上昇の可能性?

2,3,5,6,9,10,11はMOTOさんのレヴューを参照してください。
他に、A PLACE TO CALL HOME / JOEY TEMPEST (95)も良く聴きましたぁ。
あまりに過年度が多いのでさすがに気が引けましたので。
JOEYの新譜が路線変更してコケたのが残念でした。
期待していたDEL AMITRIもいまいちだったなぁ。
今年は、我がTOAD THE WET SPROCKETが再結成したので密かに期待しています。


ユウスケさん 2002年ベストアルバム

2002年度盤以外を入れて考えるとベスト20を超えてしまうので。

1.Sonoran Hope And Madness
                   / Roger Clyne & The Peacemakers

 いぇー×20、だーだだだーだだだー(笑)
 カッコ良すぎます。でも本来なら俺がこれやってるはずだったのに(笑)。

2.Century Spring / Manson Jennings
てぃあー×3 ふうや×2
MJが歌うメロディー、声そのもの、演奏にはまってしまいました。
 RCから一転して親近感を覚えます。

3.Forever / Cracker
気持ち良いグルーヴ、一緒に歌いたくなるメロディー&バックボーカルの使
い方で例えば「たららたーららら」、「とぅるとぅるっとぅっとぅるとぅる」(笑)、時に
メロディーを引き立たせるギター、時にルーツでロックなギターソロ、
好きだけど・・・・・・・。

4.What In Samhill ? / Highway 9
「かも〜ん」
かっこ良くて気持ちの良いアメリカンロック!!
リードギター、某バンドに欲しい(笑)。

5.Mono / Grandpaboy
このメロディーとロックンロールの数々にやられました。
「あい  どぅ  えにしーんぐ」
上手い下手なんか関係なし、これがロック・・・なのかな。

6.The Big Night / David Zollo
去年は多くの良質なサザンとかブギーなどのロックンロールアルバムに
出会えました。(2002年度盤以外ではTodd Snider、Col.Parker、Quirboys)
その中の1枚目が これ。少しゆったりしてますが、     そこが気持ち良いです。
しかし決めるところは、ビシッと決まってます。(これはギターリストの力かな)

7.Stewboss / Sweet Lullabye
このアルバムが良かったために、次の日、時間と金を掛けて1stアルバム
を買いに行ってしまった。罪作りなアルバムです(笑)。

8.Too Much Is Always Better Than Not Enough 
                             / Diamond Dogs

ブギー系の2枚目で、どの曲もロックンロールしていてカッコ良いです。
中でも スライドギターが聴ける曲が一番!!

9.Blindside View / The Kickbacks
単純に「かっちょ良い値+ポップ値=気持ち良い値」で自分勝手に計算すると
上位に食い込むアルバムですが、他のアルバムは聴いた回数が多くシナジー
効果が生まれているためKickbacksはこの辺になりました。

10.Hard Candy / Counting Crows
素晴らしい曲の数々。夏から秋そして冬にかけてピッタリ
のアルバムでした。さて、春はどうか?んっ、なぜ10位?

11.Propeller / Peter Stuart
この人の声とメロディーには、やはり弱い


rikuwayさん 2002年ベストアルバム


2002年発売以外のモノも入っています。とりあえず、20タイトルを挙げましたが、常
に私の中では入れ代わっています。基本的に自己中心的なコメント入れときました。
分かりやすいのが一番。

1.Last Chance Launge / Michael McDermott (00)
2002年は彼がベストでした。96年の作品は持っていたのですが、あまり良くなかった
ので続盤は放っていたのですが、全く侮っていました。私にとっては何
年に1枚の名盤です。

2.Another Long Story / Kevin Montgomery (01)
彼の声の魅力に魅せられました。Bossのカヴァー曲も大好きです。因みに彼の1stは
無人島盤です!

3.Leaving Town A Live / Panchos Lament
年末ギリギリに送り込まれた作品前作も好きでしたが、今作は超えましたね。鍵盤が
イイ感じで入ってきています。ポップでいいです。とくに、Sanctuary Of Your
Stareは私好みの最高のバラード。

4.Because They Can / Nelson (95)
コメントは必要ないですね。ありがとうMOTOさん。

5.Another Way To Go / Radney Foster
非常に微妙な存在ではありますが、私の中では、完全にアメリカンロックです。前作
もかなりイケました。くれぐれもLabor Of Loveは聴かぬ事。

6.Stewboss / Sweet Lullabye
Counting To 7 At Your Old Barstoolがメチャクチャカッコイイ。

7.The Tonight Show /  Wynesupergenius
ルーツィーなポップバンド。フツウで好き。

8.What In Samhill ? / Highway 9
Peterのハスキーヴォイス、こんな声も大好物。捨て曲一切無し。少しモダン入って
ますが、気にしない気にしない。私は以外にCasanovaが一番好きだったりします。

9.Good Old Days / Steve Dickinson
カントリーロックですが、私的には充分にFolk Rock、したがってツボ。

10.Land Of The Living / Eric Peters (01)
哀愁たっぷりなSSW。

11.AM Radio Companion /  The Rigbees
少し地味ですが、カヴァー曲のセンスも良いし私の好きなFolk Rockですね。

12.Mostly John / Mostly John 
何だかんだ文句を言っていながら聞き込んでしまったこのCD-R・・・。

13.Willem Dicke Familiar Ground 
                   / Willem Dicke Familiar Ground

微妙に歌下手です。ヘッドホンで聴くと余計に分かります。(ヘッドホン派)しか
し、曲はポップです。今年のワーストジャケ大賞。かなり笑えます。

14.Another Seven Days / Hank Decken
2002年の悪人顔大将。二枚組みで少々重たいですが、バラードは絶品ですよ。

15.Ache Like Saint Paul / John HatFild
アンプラグドな質素な低予算な・・・、しかし、声と曲は落ち着かせてくれます。

16.Tales From Shermer / 9 Fifty
夏場にGranianと平行してよく聴きました。その後こっちの方が聞き込んだので、ラ
ンクイン。

17.J-Walking The Word / Kelly Petitt
本人から直接1000円で購入した。作品です。Kelly曰く、「Folk Rockな作品。」しか
し、レゲエ調のクソみたいな捨て曲が1曲だけ入っていますが、これがなければ、文
句なしTop 10入りしていたのに・・・。

18.Posture / The Caldwells (97)
Power Folk。微妙な表現ですね。

19.Myself When I Am Real / Bebo Norman
アコースティックな音作りで、癒されます。優しい彼の歌声に更に癒されます。Just
To Look At Youは泣けます。

20.Even / Sand Castle Theory
2002年はカナダのミュージシャンに縁がありました。


ガックリ大賞 Del Amitri / Can Y....タイトルを打つのも嫌になりました。
今現在まで購入してきたCDの中で一番ガッカリさせられました。そして、頭に来まし
た、来まくりました。
それだけ、好きだったということですが。

準ガックリ賞  Joey Tempest / 同タイトル
とにかく暗い・・・。ポップさの欠片もナシ。 

まだまだ良盤は沢山あったのですが、イイモノは殆どMOTOさんによるものなので、一
応外しました。


FUKUさん 2002年ベストアルバム


純粋に2002年に購入したCDだけで選びました。
去年は新譜はあまり買ってないからすぐに選べるかなと
思っていたんだけど、けっこう買っていたことが判明。
今回はちゃんとコメントつけるぞ。

1.The Lucky Ones / The Lucky Ones
ア−シ−な味わい深さとポップなメロの絶妙なバランスは、
好みに合うとしか言いようが無いです。私的には大名盤!

2.Hard Candy / Counting Crows
直球王道米国ロックサウンドに耳を奪われるが、やがて
叙情的なメロディーに惹かれる。つまらない曲が一曲も無く
完璧、お買い得なアルバム。

3.Mystery Ride / Edge City (00)
シンガーソングライター的な味わいの感傷的な曲が好き。
やはり好みに合う、よく聴きました。

4.Between The Lines / Don Lewis Band (01)
去年の夏はこれとJeffrey Comanor(後述)ばかり聴いていた
ような気がする。夏の思い出がそれだけなんでちょっと悲しい。

5.When I Was Cruel / Elvis Costello
久々のロックアルバム?でも初期の切羽つまったロックとは
全く別のロック、もう怒れる若者には帰れないと言うことか。
しかしこの完成度の高さにはやはり心奪われる。

6.Blindside View / The Kickbacks
米国ルーツ・ロックンロール・バンドの最良の完成形か。
とにかくイカすギター・アンサンブルが聴きたくなった時、
おりにつけこのアルバムを聴くことになりそう。
個人的な好みから言うとアコースティックな曲がもう少し多いと良かった。

7.Love Note / Big Silver
これも本当に良く出来たアルバムで、聴けば聴くほど
新たな発見がある。質問に答えてくれて嬉しかった。

8.October Road / James Taylor
気合を入れなおして作った力作、とはいえ力みは無くてマイペース。
聴いててなんだかほっとする。90年代以降ではベスト。

9.Please Quiet Recording / Paging Raymond
これも聴いててほっとする。ほとんどの曲が気に入っている。

10.Sea Change / Beck
特にファンではないけどこれはイイ!多分こんなにシンプルな
音のアルバムは初めてじゃ?曲の良さで勝負した、という感じで
高感度急上昇。

11.The Instigator / Rhett Miller
オルカンの人だけどその方面疎い俺にはウエストコーストロックに
聴こえる。「Come Around」は絶品、名曲!

Best Reissue.
Rumor In His Own Time / Jeffrey Comanor (76)

聴いた回数ではトップを争うが古いアルバムのリイシューなんで
別枠にした。イーグルス周辺総動員のL.Aポップ。
よくぞCD化してくれたもんだ、最近こういうの無いからな。


Toshiさん 2002年ベストアルバム


昨年を振り返って一番の収穫といえば、何といってもこのサイトに出会ったこと。
それまでは大御所、メジャーなオルカン、それと一部の地元バンドぐらいしか聴
かなかったんですが、ここで知ったバンドを聴き始めて兎に角インディーズにこん
なにいいのがいるとは!と感心しました。ところで選曲はたとえ昨年聴いた音源で
もMOTOさんが2001年にレビューされたものは意図的にリストから外してます。
(DTやNDを始め一昨年のアルバムが多数入ってしまい、2002年ベストっぽくなく
なるんで。)

1.Another Way To Go / Radney Foster
今までいい曲はあったんですがどうにもムラがあるな、という感のあった
Radney Fosterが遂に傑作を出しました。アメリカーナカントリーを保ちながら、
メインストリームっぽさが抜けた絶妙なバランスが気に入ってます。

2.What In Samhill ? / Highway 9
掲示板で取り上げられたことがきっかけでライヴを観て自分の中でジワジワ
良くなっていきました。Don Henryに通じるキャッチーなメロディーは心地よい
です。結構モダンさも兼ね添えているのに全く売れないとは・・・。

3.The Tonight Show /  Wynesupergenius
ここの掲示板で紹介され試聴後即購入。メロディー重視でカントリーとロックの
要素が絶妙にかみ合ってる良盤なのに、MOMにさえ入荷していないようです。

4.Stewboss / Sweet Lullabye
「Counting To 7 ~」は昨年のベストオープニングソング。アルバム全体のレベル
も高いし、このバンドにはもう少しメジャーになってもらってNYCにも来てもらいたいです。

5.Greenville Country Blues / Jay Clark & The Jones
カントリー色の強いカナダのルーツロックバンド。田舎のバーバンドといった感じ
ですが、泣きのギターやハーモニカなど言う事なしです。

6.Midnight And Lonesome / Buddy Miller
アメリカーナ・カントリーの良作。さすがです。特に自分は「A Showman’s Life」
のような曲には本当に弱いです。かなり聴きました。

7.Hooray For The Moon / Jon Dee Graham
ライヴを観に行ってその後良く聴きました。ロックしている曲もスローな曲
も素晴しいの一言。テキサスに連れて行ってくれるアルバム。

8.Rock ‘ N ’ Roll  Saloon / Michael Ubaldini
MOMで試聴して即購入。SpringsteenやThorogoodなどに通じるワーキング
クラスのヒーローといった感じがいいです。これからも隠れた名盤を出しそう
ですね。

9.Slipage / Slobberbone
遂にやってくれたか!という感じのSlobberboneの新作。まさに王道ロックと
いう曲が満載で非常に嬉しいです。

10.Dave Gleason’s Wasted Days
                 / Dave Gleason’s Wasted Days

グラム・パーソンズ系カントリーロックの王道を行くアルバム。マンネリといえば
そうかもしれないんですが、自分の理想の西海岸サウンドです。

11.Blindside View / The Kickbacks
MOTOさんご推薦でジワジワ良くなってきました。パワーポップからルーツま
でアメロクが好きな人には兎に角必聴です。Boston近郊の場末のバーでラ
イヴを観ましたが、彼らを知らない客も「おい、こいつらイイじゃん!」とか言っ
てました。

12.Hard Candy / Counting Crows
MOTOさんのレビューを読み即購入、ライブも観に行って自分の中で
ジワジワ良くなってきました。世代を超えて受け入れられるサウンド
ですね。

13.Greatest Hits / Les Honky More Tonkies
小細工抜きの骨太サザン&カントリーロック。これからも変わらずにいてほしい
バンドです。

14.Certain Things Last / Firecracker
Dave Gleasonと同じベイ・エリアのオルタナ・カントリーバンドのEP。
ロック色は薄いですがWhiskeytownにも通じる哀愁漂うメロディーが
気に入ってます。

15.Love Note / Big Silver
ロック・ポップ・カントリーをうまく消化して絶妙なサウンドと作り出す
バンド。前作に続く良盤です。

16.High On The Hog / Dallas Moore Band
70年代からタイムスリップしてきたようなラフでタフなサザンロックバンド。
ブルース系とカントリー系の曲のバランスもいいです。多分20年後も同じこと
やってそうなバンドですね。

17.Brand New Low /  Sodajerk
以前の2アルバムと比べてかなり良くなりました。以前のWilcoにも通じる
Edgyだがメロディー重視のオルカンは気に入っています。

18.The Yearlings / The Yearlings
ここのサイトに来なかったらまず知ることの無かったバンドでしょう。
欧州のバンドがここまでやってくれるとは! 適度なレイドバック感が
心地いいです。

19.Crooked / Mike June & The Dirty Doves
New Jerseyローカルの Mike Juneの7曲入りアルバム。昔のボスを思わせる
曲調にカントリーフレーバーを加えた良質のアメリカンロック。Springsteen
Followerの域は出ていないんですが、あえて「Rising」ではなくこちらを
選びました。

20.The Dark / Guy Clark
どっぷりルーツが聴きたくなると掛けるアルバム。Guy Clarkの唱い方って
本当にカッコいいです。

21.Easy / Kelly Willis
以前から歌声が非常に好きでしたが、曲の趣味も結構良くなりました。
女性ボーカルアルバムではベストかな?といってもこの手は最近そんなに
聴いてないんですが。

22.Trucker Stop Chapel / Citizens Band
No Depression誌で見つけたCitizens Bandのデビューアルバム。多少曲に
ムラがありますが、本格派サザンロックは今後に期待が持てます。

23.The Lonely Highway / Velhere
前作よりもオルカン寄りなVelhereのセカンド。歌い方やレイドバックした
感じはまさにJay Farrarの世界。これからもこの路線で行くのかな?

24.Soon / Power13
最近知ったベイエリアのバンドPower13。特出したものはありませんが
結構気に入ってます。最近こういうどっぷりルーツではないアメロク/ポップも
結構聴くようになりました。


dai-sukebeさん 2002年ベストアルバム


dai-sukebeの2002年度年間ランクです。
Kickbacksが年明けで良かった〜なんて(笑)
早くも今年の年間候補です!

1.The Eleventh Hour / Jars Of Clay
2002年 6月は個人的にワールドカップ一色であった。
そんな中、聴いていたのは Del Amitri の「Can You Do Me Good ?」とこのアルバ
ム「The Eleventh Hour」。
自分のHPで述べているが、ダイナミックになったバックのロックサウンドに併せ、
ヴォーカルの表現力も増している。粒揃いの曲もバラエティ豊かで、こちらの予想を
遥かに越えたアルバムを届けてくれた。
私のお気に入りは、アグレッシブな曲の中にあって、きらりと光るポップなナン
バー「Fly」と「I Need You」、そしてタイトルトラック「The Eleventh Hour」と
オープニングナンバー「Disappear」である。今回聴き直した所、『ほっ』とするナン
バー「These Ordinary Days」に、はまってしまった。

2.Ecstatic / Kevin Salem
10月に友達より 「The Medicine Down」「Magnetic」を紹介され早速ヘビーロー
テーション。
実際アルバムを手にしたのは年の瀬も迫った 12月だったが、年末〜年始にかけてじ
っくり聴き込んだ 1枚。
前 2作の印象は 『無骨なロッカー』という感じで、どう贔屓目に見ても日本では受
けないサウンドと声だったのだが、このアルバムを聴いてびっくり!こんなに沢山の
引出しを持っていたのか〜と唸ってしまった。奏でられている楽器の多彩さ、そして
バラエティに富んだ曲調と展開、あきさせない曲順にも感心させられた。

3.Daylight / Duncan Sheik
上の 2枚もそうだが、彼のアルバムも『嬉しい裏切り』であった。前作をあまり聴
き込んでいなかった私だが、このアルバムは 1st以来の聴き込みぶりだった。かなり
ヘビーローテーションとなった「On A High」を始め、オープニングナンバー
「Genius」や「Magazine」「Such Reveries」などアルバムの緩急の付け方が抜群であ
る。プロデューサーの Patrick Leonard とのコラボレーションは個人的には大成
功!あとは、このアルバムを携えての来日公演を待つばかり。

4.Big Silver / Big Silver (01)
勿論、MOTO さん強力プッシュの 1枚。
アメリカン・ロックの基本形ながら、要所要所でピアノ(ハモンドオルガン)が効い
ていて飽きさせない曲展開が魅力。「Katie & Scott」や「The Secret」などではギ
ターサウンドと弾けるピアノが聴くものを元気にさせる。個人的には車でよく聴いて
いたアルバムで、爽快感がたまらない「Everything」や「Mallory」がリピート状態だ
った。新作もヘビーローテーション間違いなし。

5.New Map Of World / Paul Colman Trio
 オーストラリア人のポップ感覚は面白い。
近年、アメリカのポップスチャートをも揺るがす存在であるのは言うまでもないが、
特にここ日本では火がつきやすい。 3ピースバンドながらどの曲も非常に安心して聴
けるサウンド、しかも日本人ウケするメロディである。メインソングライターでもあ
る Paul Colman のヴォーカルも温かみがあり、オープニングナンバー「Turn」や
「Fill My Cup」の第一声で私はノックアウトされた。
 ワールドワイドデビュー盤にあたる今作収録曲のうち、「Run」「Fill My Cup」
「The Killing Tree」はどれも地元でヒットしたもので、特に「Run」は、1999年の
オーストラリア国内ラジオ局での最もリクエストの多かった 1曲の 1つである。満を
持してのアメリカデビューは不発に終わったが 12月に日本盤リリース。さてどこまで
日本市場でウケルか?

6.Tunes Young Peple Will Enjoy / Jesse Valenzuela
2002年ついに私のお気に入りバンドの Gin Blossoms (以下、GBS)が復活した。
初めは期限付きの再結成と思われたがどうやら 2003年には新作もリリースされるらし
い。そんな個人的には話題の GBS のギターマン Jesse のソロアルバムが何の前触れ
もなくリリースされていた。
全体的に GBS の曲と言っていいほどポップかつギターロックである。彼の特徴ある
ギターが鳴り響く「Company」や「Can't Go Down」は特にメジャー感があり、ギ
ターとハーモニカのメロディが美しい「Lucky Stars」「Damaged Goods」も秀逸の
出来である。聴けば聴くほど、GBS で曲書いてレコーディングして欲しいなぁ〜とい
うのが私の本音…。

7.Welcoming Home The Astronauts / Flickerstick
2001年年末にひろさんからオススメされ、年頭 1月に聴いていたのはこのアルバム!
メジャーレーベルだけに非常に音の抜けも良く、ただのノイズサウンド頼りがちな
グランジではななくメロディも書けている。ヴォーカルの James Baldwin の声は好き
な声質の 1人だ。私のお気に入りは、「Got A Feeling」「Beautiful」「Sorry...
Wrong Trajectory」「Chloroform the One You Love」「You're So 
Hollywood」などで、重厚なコーラスに併せて繰り広げられるへビィロックが実に心地
よい。
メジャー感があるもののアメリカでのセールスはイマイチに終わっているのが残念
でならない。
彼らは、先頃このアルバムの曲を収録しているライヴ盤「Causing a Catastrophe」
をリリースしている。Mazzy Star の「Fade Into You」をカバーしているようだ。売
れているんだろうか?

8.Leaving Through the Window / Something Corporate
このバンドのサウンドの要はずばり弾けるピアノ。
歯切れの良いロックナンバーにピアノがかぶるというものだ。流行のエモサウンドに
身を包んでいるものの実にキャッチーなサウンドが広がり、思わず口元が緩んだ。
そういえば、久しぶりに Billy Joel を聴いた。ラックから取り出して、というの
ではなく、たまたま店でながれていた。最近、Billy Joel をラジオであったりお店
で聴くことが多い。毎回、『やはり良い曲を書いていたなぁ〜』と聴き惚れている。
やはり 『ピアノマン』 としてすぐ思い浮かべるのが、Elton John と Billy 
Joel。そして最近では Ben Folds だろうか。こう言ったピアノマンの系譜に入れる
よう、ただの味付けとしてピアノをサウンドに取り入れるのではなく、ピアノでロッ
クするバンドでいて欲しいものだ。

9.What In Samhill ? / Highway 9
MOTO さん強力プッシュの 1枚。
3人組だった前進バンド Mr. Reality は、メジャーでやっていけるだけの力量は持っ
ていた。しかし、時代が悪かった。グランジ・オルタナ全盛の 1992年にリリースされ
たのだ。
メンバーを加え、再びメジャーレーベルで真価を問うたものの、あまりに正直なア
メリカンロックが故にまたもや苦戦を強いられている。2作目があることを期待して…

10.Hard Candy / Counting Crows
遂に 2003年に待望の(最初で最後の?)初来日を果たす彼らの 4枚目。
どのアルバムも非常にクオリティの高いが、またしてもきっちり傑作に仕上げてき
た。中でも、このアルバムは、彼らのアルバムで一番万人ウケするアルバムではない
だろうか。
誰でも気に入りそうなポップナンバー「Hard Candy」や「American Girls」を初
めとして、今回は従来のアルバムよりもよりメロディ重視になっている。そのため、
1曲 1曲の彩りも鮮やかでコンパクトに聴きやすい。彼らのようなアーチストは本当に
日本ではウケづらい。アメリカでの人気ぶりとはほど遠い日本の状況を今更嘆いても
仕方がないが、このキラキラと輝くアメリカンロックが一杯詰まったアルバムから裾
野が広がればいいなぁと祈る。


Yasuoさん 2002年ベストアルバム


02年は転勤があり、何かと仕事の方に追われ音楽を聴く時間がかなり減って
しまいました。そんなこともあってか、今年は01年に比べ落ち着いたものを良く
聴いていた気がします。癒し系とかいうわけではないですが、自然とそうなりま
した。他に良く聴いたものとしては、Matchbox Twenty、P.J.O'Connell、
David Baerwald等が上記と同様に良かったです。なお、順位は適当ですので、
その時の気分で変わると思います(笑)。

1.Redemption / Scott McClathy
Motoさんから推奨していただいて、02年2〜3月にかけて最も良く聴いた1枚。
前のアルバムも良かったですが、より深みがあるのはこちらだと思います。
「The Weight」はいつ聴いても胸が熱くなります。Del Lords好きな人はMustです。

2.Hard Candy / Counting Crows
云う事ないです。来日公演が楽しみです。

3.Wildflowers / Relish (01) 
元来01年に出たようですが、国内では02年になってからということで。
やはり、2〜3月にかけて繰り返し聴きました。
Soul、Funk、Gospel等のいいところをロックとミックスしたようななんともいえない所
が魅力でしょうか。格好いい音です。

4.Cow Fish Fowl Or Pig / The Gourds
自分は、この人達を聴くと、心が癒されます。仕事に疲れたときにお勧めです。
ユンケルより効きます(笑)。

5.Paradoxaholic / Will Rigby
とぼけたような味がするアルバム。くせになります。P.J.O'Connellと最後まで
どちらにしようか迷ったのですが、国内盤が出てないこちらに。

6.Live At The Wetlands 
             / Robert Randolph & The Family Band

今最も生でみたいミュージシャンです。Great!

7.Happy Town / Tim Krekel
いなたいサウンドがたまらんです。

8.When We Were Small / Rosie Thomas
冷やりとした手触り、シンプル極まりないバッキング。いいーす。
Sub Popってこんなのも出すんですね。Nick Drakeが好きな方はお勧めです。

9.Sarah Shannon / Sarah Shannon
こちらも女性もの。R.Thomasもバックボーカルで参加しているんですが、雰囲気
はだいぶ異なります。なんとなく、昔のDusty Springfieldなんかを彷彿させる感じというか。 

10.Uncle Pat / Pat McLaughlin
マイペースにやってるのが嬉しいです。

11.New Map Of The World / Paul Colman Trio
大型量販店のお勧めコーナーで試聴し購入した1枚。いい曲揃い。
米・英ものとは微妙に違う手触り。理屈ぬきに気持ちいいです。

12.The Last DJ / Tom Petty And The Heartbreakers
MatchBoxとどちらにするか迷いましたが、炉部さんの方が儲かっているようなので(笑)。
今回はルーツ色がなくなったため、最初はあまり聴かなかったのですけど。徐々には
まってきました。

13.Another Way To Go / Radney Foster
カントリーと云われれば、そうかもなんですが。やはり微妙に違うのですねー。
もうベテランですが、枯れた味わいではなくポップなメロで聴かせるのはさすがと思います。

14.Come Away With Me / Norah Jones
一時、ゴルフ場の帰りのBGМはこれだけでした(笑)。これだと、上司とかお客を乗せなが
らでも文句を云われないんですね。

15.World Outside My Window /  Glenn Lewis
15、16ははちょっとRockではないですが、好きなもんですいません。
15はS.ワンダーやD.ハザウェイ等がお好きであれば、強力にお勧めです。

16.Gemini : Both Sides / Sandra St.Victor
1stとも名盤でしたが、2ndもええです。基本的にFamily Stand絡みには抗えない性格
なもので。1曲目からWarのカバーにゾクゾクします。


Kyotaさん 2002年ベストアルバム


いやはや、たったこれだけ選んで書くのにやたら悩みました。考えました。
とりあえず、思いつくのはみんな入れてしまおうということでベスト20になりました
が…。

1.Become  You / Indigo Girls
何も言うことはありません。作曲面、アレンジ、演奏からア−トワ−クに至るまで
AmyとEmilyの美しいスピリットが息づいた傑作。めでたく日本盤もリリ−スされまし
たが、これが話題にならないようでは…。

2. One  Nite  Alone.....Live !  /  Prince
武道館で初めて見たPrinceは、予想通り完璧なまでに構築された演奏/サウンドで
魅了してくれましたが、豆粒大の(私の席は2会席の後ろの方でした)Princeから発せ
られているのは大物としてのオ−ラでなくヒュ−マンな親しみやすさでした。
そんなintimateな雰囲気はこの3枚組のライヴ・アルバム(ボックス・セット。豪華ブック
レット付)にも全面に反映されていて、より"近い"Princeを素晴らしい演奏でもって楽し
むことができます。武道館の感動が蘇る…。

2.Big  Muff (new  edition) / Lava  Baby
MOTOさんのサイトで紹介されている多くのア−ティストの音を聴いている時にも思い
ますが、メジャ−とインディ−ズの差って一体何なんだろう?とバカみたいなことを
改めて考えさせられました。ニュ−ヨ−ク周辺をメインに活動する女性ヴォ−カルを
フィ−チュアしたバンド。昔発表した音源を再レコ−ディング、編集し直したこのアルバム
には流行を超越したポジティヴィティが満ちています。胸弾むようなポップ・ロック集。

4.Daylight / Dunkan  Sheik
その存在はデビュ−時から知っていたものの、食わず嫌いで今まで来てしまいまし
た。しかし、この名作から入れたのはある意味良かったかも。洗練された美しいメロ
ディ、華麗なアレンジ。繊細なようでいてその奥に芯の強さを感じます。

5.Everybody's  Got  A  Story / Amanda  Marshall
サウンドはもとよりルックスまでがらりと変わってしまったのに最初唖然としてしま
いましたが、気がつくとすっかりはまっていました(笑) 非常に微妙なサジ加減
の、整合感のあるミクスチャ−・ロック。様々な要素をまとめあげるAmandaの力強い
ヴォ−カルはやはり圧巻。

6.Home / Dixie  Chicks
曲も歌も素晴らしい。文句無しです。しっかりとしたポリシ−を持っている人達です
ね。

7.Cyberdreams / Westworld
TNTのトニ−・ハ−ネル(vocal)とRiotのマ−ク・リ−ル(guitar)を中心としたいわゆ
る"プロジェクト"バンドですが、はっきりいって彼らのメインのバンドより良い(笑)
 どのジャンルにも属さない、属せない、個性的なハ−ド・ロック。

8.Blindside  View / The  Kickbacks
一聴してオ−ソドックスなようでいて、実はソングライティングもアレンジも非常に
独特の感性を持っていることがわかるが、それを"普通に"聴かせてしまうのがこの人
達の才能だし、これが出来るのは(若しくは無自覚のうちに出来ているのは)2002年
という時代だからなのかも…とふと思い直した。"Spotlight  Hits  You"のインパクト
は強烈でした。

9.Left  Of  Self  Centered / Butch  Walker
アルバムを通して聴くと、この人ならもっと出来るはず…とも思うが、アルバム頭の
インパクトと勢いを買いました。
ヴォ−カリストとしてのButchはもっと評価されていい。

10.Harmony  Riley  /  Volume 1
Cheap  Trickのギタリスト、リック・ニ−ルセンの息子MilesとDaxxを中心にしたバ
ンド。1stアルバムはDave Matthews  Bandのフォロワ−といった趣だったが、2枚め
にして方向性をがらりと変えてきた。3年経つとこうも変わるのか、と思ってしまう
ほど。Cheap  Trickぽさを微塵も感じさせないのは当然のこと、ル−ツ・ロックでも
ニュ−・グランジ/オルタナティヴでもない、しかしアメリカン・ロックの王道を行
くスタイル。Milesのヴォ−カリスト、ソングライタ−としての成長も著しい。

10.Canderabra  Cadabra  /  Patti  Rothberg
この人もセカンド・アルバムにして誰にも真似できない独特の世界を確立しました。
乱暴な表現をすると、60年代のサイキデリック・ロックを現代風にソリッドに蘇らせ
たような感じか。

10.Burning  Organ  /  Paul  Gilbert
相変わらずの卓越した演奏、ソングライティングと多彩さに楽しませてもらいまし
た。でも、この人のポップ・センスが全面開花すればもっと凄いものがつくれるはず。

13.10.000  Kisses / Patty  Griffin
14.Garage  Mahal  /  Taxiride
15.X  /  Def  Leppard
16.Knock  On  The  Sky   /  SHeDAISY
17.The  Datsuns  /  The  Datsuns
18.Rock'n  Roll  Noodle  Shop  --  Live  From  Tokyo  /  American  Hi-Fi
19.Suncat Muse  /  Claire  Massey
20..Cry  /  Faith  Hill
21.Be  Not  Nobody  /  Vanessa  Carlton
22.Vapor  Trails  /  Rush


<特別賞>
*Songs  To  No  One  1991-1992  /  Jeff Buckley, Gary Lucas
*The  Kaviar  Sessions  /  Kaviar
*New  Miserable  Experience(deluxe  edition)  /  Gin  Blossoms
*Forever  Delayed  Manic  Street  Preachers  The  Greatest  Hits
                                   /  Manic  Street  Preachers
*Bun  E's  Basement  Bootlegs  #4  /  Cheap  Trick


YAS21親分 2002年ベストアルバム


何とかベストを書き上げましたが未だ迷ってます(苦笑)
明日になれば少し違うベスト10になりそうです(苦笑)
以下Best10です。

1.Don't Give Up On Me / Solomon Burke
文句なく昨年のNo.1アルバムは此れです。
老舗の味です。どうあがいてもこの濃厚な味わいは若い者には無理でごわす。
作家陣が又渋い人ばかりで豪華です。デープソウルとは言えロック関係者ばか
りの曲を取り上げてます。
ダン・ペン、コステロ、ディラン、ヴァン・モリソン、ニック・ロウ、 トム・ウエイツ、
ドン・ヘンリー等々。
10曲目の シングルカットされてる 「None of Us Are Free 」 はプロモビデオも在
り此方も客演してる5ブラインドボーイズ・アラバマ共々出ていて渋い映像です。
此れはロックしか聴かないと言う人も是非聴いて欲しいアルバムです。
こう言う渋いじいさんになりたいものだ。

2.Live 1975 The Rolling Thunder Revue / Bob Dylan
基本的に全て新作で選出したかったけど> 此ればかりは外せないので、昨年色々出た
再発物を代表して此れをピクアップ。この時代のDylanは兎に角よく聴いていたので我が
青春の「スーベニール(SOUVENIR)」(置き土産)一番自分が彼の音楽と深く関わってい
た時代のメモリアル。

3.Live At The Wetland / Robert Randolph & The Famly Band
兎に角凄いです此れは。スティールギターが暴れまくってます。
スライド奏法による楽器は例外なく好きですが、此れは目から鱗でした。

4.Hard Candy / Counting Crows
去年一番聴いたのがこのアルバムです。聴いた回数と順位が一致しないのが面白いところで
云ってみれば此れは「御馳走は滅多に食べられないから御馳走で在る」と言うのと同じで繰り
返し聴ける音楽と言うのは普段食べてる食事と同じ。
食事の健全性は普段の食事で決まると言う普遍的な理やね。こういうのを好んで食べる私の
食事事情は極めて健全で在る事よなぁ〜(笑)昨年の生活の友の一枚でした。

5.Love Note / Big Silver
5と6は最後まで順位が迷いました。今の気分は取り敢えず此れですが
明日になれば又逆転するかも(苦笑)前作ほどのインパクトは無いけど
MOTOさんが言ってる通り繰り返し聴いてるうちに段々良くなる法華の太鼓でした(笑)
未だ若バンドなので今後の更なる飛躍を願って止まない。

6.Sweet Lullabye / Stewboss
でVoの好みから云えば大銀よりも此方のGregg Sarfatyの方が好みのタイプです。
ソロモン・バークがベスト1になってるように歌い手の質は私の場合は比重が大きいです。
だから聴いた回数は此方の方が多いです。ついでの事5位と6位は実質5位が2枚と言
うことにします(笑)> なので入れ替えは可です(笑)
この両者はアメリカでも日本でもまず売れない事では一致してます(涙)それを言えばオー
ナーが取り上げてるようなアルバムはそのほとんどが衆目に触れない物ばかりでは在るの
ですが(苦笑)

7.Blindside View / The Kickbacks 
7も2枚有ります(笑)
何しろLucky7と言うぐらいで(何のこっちゃ)この勢いの有る音は大好きだ。
ルーツロック斯くあるべしと言う音ですね。一昨年のBig Silverに引き続き最大の収穫物でした。
未だ聴いてないアルバムも是非聴いてみたいです。

8.Phunk Shui / John Oats
下のジョージより此方の方が上にランクしてるのは此方のほうが趣味だからです。
此れも目から鱗盤でした。ダリル・ホールの影に隠れてたけど、実に味の在る歌い手さんだった
のね。流石にダリル程の華やかさと言うかカリスマ性は無いけど、ダリル・ホールのソロ諸作より
も断然此方のほうが好きです。
地味変の「電気淑女国」(エレクトリック・レディランド)なんて言うのを河馬してるのが話題には
なりました。日米でジャケットが違いますが日本盤ジャケの方が雰囲気あります。棒茄子付。

9.Brainwashed (Spec ed) (Bonus DVD) / George Harrison
彼に対しては特別好きという訳でもないが、又この遺作にしても本当は全く期待してなくて
香典代わりという軽い気持ちで購入したのだが、こう言っては故人に対して失礼だと思うけど
思わぬ拾物でした。久しぶりに粒揃いの曲が揃いました。遺作が最高傑作とは何とも皮肉だが、
惜しい人を亡くしたものだと改めて思い知るアルバムですね。
棒茄子DVD付の方がベター。

10.The Yearlings / The Yearlings
とてもオランダのグループは思えないほどカントリーロックしてます。車の中でよく聴いた一枚です。
カントリーロックと車の中とはとても相性が良い。此れを流しながらオープンカーでアメリカのハイ
ウェイをぶっ飛ばしたらさぞかし気持ちが良かろうなと夢想するこの頃です。
いつか実現したい夢。

10.How Sweet It Is / Joan Osborne 
最後は女です(笑)女でカバーアルバムで、しかもR&B曲中心の選曲と来ればここのHPでは一
番遠い内容ですが、女好きカバー好きR&B好きの私としては無視出来ぬ内容です。
昨年も又色んなカバーが沢山出ましたがよく聴いたのは彼女のアルバムです。歌唱がしっかり
してるので安心して聴けます。此方も地味変を河馬。

再発はあえて選ばなかったが昨年は色々と美味しいものが出て懐事情が追い付かない状況で
した(苦笑)
取り敢えず今の気分で選んだので明日は全く違う選出になるやも知れません。


MOTO(管理人) 2002年ベストアルバム


2002年の分はこれから夏くらいまで聴き逃しや商流に乗らずにライヴ会場販売分という
マテリアルが随時入ってくるので、完全とは言い難いですが、まあ1月末のベストチョイス
と見ればイイと思います。
昨年も300枚はゆうに超えて新譜聴いてます。日本盤購入はたった2枚。レコ屋に逝った
のは5回くらいか。もはやレコ屋へ逝く必要は全く感じません。高い日本盤もアホのような
販売基準とピックアップにもムカツキー・ベラルーシですから。(謎)
一応10位以下はかなりその日の気分で順位が変動するということはお断りしておきましょう。
しかし、もう少し参加して欲しいものですね・・・・。企画やるたびに人が減ってる・・・・・。
2001年の聴き逃し分は適宜性と時代性を考え排除してます。
少し意識的に、10位以下はレヴューしていない音源を紹介するつもりで、同着程度なら未発
表なアルバムを増やしてみました。
レヴューしたアルバムで、ここで挙げなかったものは、20位以下に全部入ると見なして貰え
れば幸いです。

1.Blindside View / The Kickbacks
デビュー当時から気にかけていたバンドだったが、まさかここまでやってくれるとは。
オルタナテイストが皆無になった分、ロックとしての我武者羅さは減ったけど、その分
ドライなルーツ加減が絶妙になった。
こういうカントリーのないルーツロックが最も感性に合致した欲しいアルバムなんで大
満足。

2.The Tonight Show /  Wynesupergenius
バンドの存在を知ってからアルバムが出るまで、2年掛かっているけど、待った甲斐のある
良作に。レヴューを英訳して送るって約束しているんだけど、まだ送ってなかったりする。(汗)
早速やらないと。カントリーとポップとロックの中間点にいるバンド。もう少し骨太になってロック
になってくれたら言うことなし。

3.Hard Candy / Counting Crows
このバンドが「90年代以降のシーンを引っ張るだろう。」とデビュー時に広言していたが、さんざ
ん笑われた。まあ、そこまで知名度が日本では上がっていないが、間違いなく21世紀の正統派
アメリカンロックバンドのリーダーになるバンド。
売れ過ぎてアホになったWallflowersとか、迷走しているCollective Soulの醜態とは段違いの凄さ
をデビュー時から保っているのが評価できる。

4.Love Note / Big Silver
1stアルバムよりも、少しモダンポップなところを出してきた2枚目。しかし、ここまで安定した良作を
続けられるというのは正直驚き。このバンドもこれからの活動が非常に楽しみ。
やっと自主制作からマイナーレーベルに契約できたので、ステップアップを更に期待できるバンド。

5.Rock ‘ N ’ Roll  Saloon / Michael Ubaldini
時にアクースティック、時にロックンロール、時にパンクロック、と自由自在にメロディを操る
西海岸のマジシャンロックンローラー。これまで殆ど米国でも話題にならないのが不思議なくらい
の人。Stray Catsとの人脈関係でメジャーに行って貰いたい。Alt-Country系の2002年大賞。

6.The Lucky Ones / The Lucky Ones 
2001年に先行発売された、ピアニストのBrian Andersonのアルバムが良かったので、彼の
ピアノのために購入したけど、バンドとしてBrianはピアノを弾くだけだった。
しかし、2枚のヴォーカリストにポップで乾いたルーツメロディにアッサリ撃沈。これはイイ。

7.Scattered / Martin Zellar & The Hardways
これは全くの予想外。これまで及第点レヴェルのアルバムかそれ以下の凡作しか出してなかった
B級ロックバンドの典型だったMartin Zellarがここまでポップでルーツでバランスの良いアルバムを
出すとは。驚きのインパクトもあるけれど、かなり衝撃を受けた1枚。傑作の発表は初めてだろう。

8.Too Much Is Always Better Than Not Enough 
                                / Diamond Dogs

北欧から、このようなロックンロールの元祖を叩き付けるバンドが出てくるのは嬉しいけど、その
分アメリカや英国からこういったバンドが出てこない現状も悲しい。
しかし、こういったバンドなら日本でも売れると思うのに、全く話題にならないのは如何なものかと。

9.V / John Cate Band
John Cate氏自信も、「アルバムの#1から#6くらいまでのA面は会心の出来だ。」と言い切るくらい
ポップでロックに変身した、5枚目の傑作。しかし、CD-Rなところが少し残念でもある。
これまでの凡作レヴェルから一気にジャンプアップした。

10.Stewboss / Sweet Lullabye
ヴォーカルはVan Morrison。メロディはCounting Crows。アレンジはPocoや初期のEaglesを
思わせるバンド。1枚目のカントリー・カントリーした作風から気持ちの良いロックンロールに成長。
バンドとはかなりメールでやり取りしているのだが、日本に来たいとずっと言ってる。是非来日を・・・。

11.Look To The Light / Once Blind
宗教バンドで、しかも粗悪なCD-R。ジャケットはプラケースに入らないくらいに歪んでいる。
こういった欠点があってもメロディは、ルーツに傾倒した中期Fleetwood Mac。つまりメジャーな
Pop/Rock。プレスCDでしっかりしたブックレットにしてくれていたらベスト5に入れていた。

12.October At Our Heels / Pondering Judd
スロー系のナンバーに限れば、2002年のベストバンド。ジャケットは明らかにここ数年で最高
のアートワークになっている。後はアップテンポなナンバーに一発Facesのようなロックンロール
が叩き込まれれば、文句なし。Counitng Crowsが好きなら聴いておくべし。

13.It’s About Time / Marc Ford
最早、完全に氏ねバンドとなったBlackタコスケCrowesから良い時に脱退したMarcのソロ作。
しかし、問題はオーダー。10回以上メールして、2ヶ月かかってやっと届いた。世界中でかなり
届いてないというファンの怨嗟が公式掲示板で溢れていた。勿体無いなあ、良作なのだが。

14.The Good Me / Candle Power
メロディだけならトップ10確実。少しルーツで激烈にポップなメロディメイキングはツボ・・・・
なんだけど、如何せんヴォーカルが弱い。メロディが良過ぎるので余計にヴォーカルの頼り
なさが目立つ。あまりヴォーカルには拘泥しないのだが、惜しい。

15.Are You Feeling Anything Yet ? / Buzzie
Judd Scrappy Newcombが全面的に参加しているテキサスのPop/Rockでサザンでルーツ
なシンガーの2枚目、初フルレングス。ジャケットのデザインが趣味悪いのとCD-Rなために
この順位だけど、音楽的にはトップ10クラス。

16.Shaking Off Monkey / Reto Burrell
スイス人のルーツロックシンガーの2枚目。1枚目はかなりサザンロックを意識したダークな
カントリーロックっぽいオルタナ色付きのアルバムだったけど、この2枚目でポップでロックに
大躍進。これは欧州期待の星に昇格させるべき。次が勝負かも。

17.The Devils’In The Details 
                 / Dave Aaronoff & The Details

モダンロックとパワーポップがドギツクならない程度に入った激烈ポップなDaveの2枚目。
本人も日本でライヴしたいそうなのだが、正直Matthew Sweetなんぞゴミになるくらい、
Daveの方が良質な音楽を提供しているので、日本盤が出れば・・・無理ぽ・・・・。(涙)

18.The Big Night / David Zollo
貴重で、しかも希少なピアノ弾き/ルーツロック/シンガーという要素を全部持っている伊達
男の3枚目。前作が少々カントリー的な方向に走ってしまったので、少し不安があったけど、
これは最高にブギーでサザンなピアノロックになっている。

19.Honor Among Thieves / X-Rated Cowboys (01)
2001年の12月にリリースされたので、実質の発売は2002年。バンド名はCowboysだけれど
も、それ程カントリーに特化バンドでもない。実にポップなルーツロックのバンド。このアルバム
も書こう書こうとして何時も後回しになってしまっている。

20.Falling Off The Merry-Go-Round / David Stagl
ルーツロックというよりも、Pop/Rockという表現がしっくりとくるスッキリとした音が特徴。
ベスト盤チョイスの中では最もルーツ度が低いのがこの作品だと思っている。しかし、爽快
なサウンドはやはりアメリカンなルーツ音楽を感じる。

21.Sugarbursts And Thunderbolts / The Marlowes
モダンロックとオルタナカントリー的な音楽が絡み合っているため、何処となく軽薄なところ
があるように思えるサウンドに仕上がってしまっているのがやや減点。折角メロディとしては
凄いものがあるのに。

22.What In Samhill ? / Highway 9
2001年の先行発売EPである「Highway 9」の方が纏まりとしては上だった。少しメジャーで
売れ筋を意識したオルタナナンバーが多過ぎ。完全に売れなかったのだから、(を)もっと
開き直ってアメリカンルーツの基本を守って欲しかった。ま、次はインディ落ち確実だ。(涙)

23.Relationshifts / Rose Parade
そこはかとない産業ロックのテイストとアメリカンルーツが同居しているロックサウンドが
痛快だ。が粗悪なCD-Rにはマイッタ。古いプレイヤーでは空転して全く聴けず・・・。

24.Stirrin’Up The Water / Peter Mayer
アダルトコンテンポラリーでフォーキィな良作を物凄いペースでリリースしているクリスチャン
ロックの安全牌であるPeterのアルバム。New Ageにも通じる美しいメロディは魅力。

25.Even / Sand Castle Theory
カナダ人らしい、素直なポップセンスを活かした、アクースティックでアダルトなルーツポップ
のバンド。少し大人し過ぎるのがこの順位かな。

26.Snow White Trash / Snow White Trash
今年購入した2枚の女性ヴォーカルモノのうち、1枚。バンドとしては物凄いハードエッジで
キャッチーなサザンロックを演ってくれるので、これでヴォーカルが男性だったら・・・・。

27.Unsmashable / The Riffbrokers
バンドから直接購入した時は、ジャケットも無い裸なCD-Rだったので紹介出来なかった。
現在はモノクロのコピー用紙で(ペラペラ)ジャケットを作ったらしい。基本的なオルカンバンド。
素朴で良い。初期のUncle Tupeloを思い出す。

28.Slipage / Slobberbone
最初に聴いた時は、「やっと殻を破ったな」という喜びで高く評価したけど、やや後半で尻すぼみ
なところがあって、ジワジワと評価が落ちた。もう一歩成長が欲しい。

29.Back Porch Mary / Back Porch Mary
先行シングルの2曲が凄い格好良かったのだが、アルバムは少しメタルサウンドが強過ぎの
きらいがあったのでこの順位。しかし、これから期待できるハードエッジなルーツバンドだ。

30.Clean Gataway / David James
ヴォーカルは知らない人が聴いたら、John Hiattに間違いそうなくらいに彼に似ている。
音的にはHiattより全然野暮ったいルーツサウンドで飾り気のない田舎そのもの。

31.On Bended Knee / Crossway Worship Band
20人近いメンバーで構成されたゴスペル/ルーツポップの宗教バンド。バンドからCDを買ったら
物凄い巨大なドグマやディシプリンの書かれた宗教布教パンフが同梱されてきた。(汗)

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